地球深部探査船「ちきゅう」の運用を受託する日本海洋掘削が経営破綻

2018年6月28日 18:23

 2005年に完成した地球深部探査船「ちきゅう」の運用・管理業務を受託していた日本海洋掘削が経営破綻、会社更生法の適用を申請した(NHK)。

 ちきゅうは海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する探査船で、2012年には海洋科学掘削の世界最新記録を更新するなどの実績を残している。

 ちきゅうの運用自体は日本海洋掘削と日本郵政の共同出資で設立された日本マントル・クエストによって行われており、運用は継続されるとのこと。

 日本海洋掘削は油田やガス田開発のための海底掘削工事を手がけているが、原油価格の低迷でこれらの開発が低迷、受注が減っていたという。

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