日産リーフ、2017年度世界販売は前年比約15%増の5万4451台

2018年4月25日 10:49

 日産自動車は23日、2017年度の電気自動車(EV)「日産リーフ」のグローバル販売台数が5万4451台となり、前年比約15%増となったと発表した。

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 日産のEV「日産リーフ」は主要な市場で好調な販売を維持しており、昨年9月に日本で発表し、米国、欧州でも販売を開始した第2世代の新型「日産リーフ」もこの成長に大きく貢献した。

 同社の副社長であるダニエレ・スキラッチは、「日産の電気自動車がグローバルに力強い販売を記録し続けていることは、日産のEVリーダーシップの証明です。世界で最も販売台数の多い電気自動車である『日産リーフ』の好調な販売は、2017年度の日産の成長に大きく貢献しました」と語った。

 新型「日産リーフ」には、「プロパイロット」や「プロパイロットパーキング」、「e-Pedal」などの革新的な技術を搭載して利便性を高めたモデルである。と、同時に、出力と航続距離も向上させている。新型「日産リーフ」は、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を象徴するEVだ。

 同社は、2018年度に新型「日産リーフ」をアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、香港、マレーシア、ニュージーランド、プエルトリコ、シンガポール、韓国、タイ、ウルグアイに投入する計画を発表。

 また、新型「日産リーフ」は、2月に日本の平成29年度自動車アセスメント(JNCAP)の衝突安全性能評価において最高評価の「ファイブスター賞」を受賞し、3月にはワールド・カー・アワードの「2018ワールド・グリーン・カー」賞を受賞している。

 「日産リーフ」は2010年に初代モデルを発売して以降、これまでにグローバルに32万台以上を販売しており、また、国内累計販売台数が10万台を突破したとし、現在では51の市場に導入されている。

 「日産リーフ」とEVの商用バン「e-NV200」を合計すると、2018年度の販売は、2017年度比約10%増を計画している。(編集担当:吉田恒)

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