ハイパー Research Memo(9):ストックビジネスを強化し収益の安定化を図る
2018年2月9日 15:39
*15:39JST ハイパー Research Memo(9):ストックビジネスを強化し収益の安定化を図る
■中期経営計画
1. 中期経営計画
ハイパー<3054>は、中期的な事業環境を「国内法人向けパソコン市場はXP需要の反動減が底打ちし、2020年頃まではパソコン主体の機器需要が続く。国内情報セキュリティ市場はIT全般に対するセキュリティ対策が求められていることから、市場規模は拡大傾向にある。特にソフトウェア市場はクラウドの進展によって、活用範囲が大きく広がり、セキュリティに対するニーズも高まる」と見ている。同社は、経営理念である「ユーザーニーズ実現企業」に基づき、法人向けビジネスを事業領域の根幹に据えるとともに、新たな事業領域を開拓し企業規模を拡大する考えである。その結果として、2019年12月期に売上高27,000百万円、営業利益620百万円を目指している。
そのための重点施策は、既存事業の拡大と生産性の向上、新規事業の開発、企業価値の向上の3つである。既存事業の拡大と生産性の向上では、アスクルやクラウドなどストックビジネス(顧客のストック化)強化による収益の安定化、2012年に設立した(株)リステックを含めたセキュリティ製品の販売強化、2017年にM&Aしたマルチネット(株)の取引を生かした大口ビジネスの取り込み、地方への拠点展開と拠点サービスの拡充、アスクルエージェント事業の営業エリア拡大を進める計画である。新規事業の開発では、サービス拡張によるトータルサポート事業の展開、クラウドサービスやセキュリティに特化した新事業の開発を目指す。企業価値の向上では、事業戦略実現のための手段として積極的にM&Aを進め、更なる企業価値向上のために東証1部上場を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)《MH》