サッカー天皇杯、決勝はセレッソ大阪VS横浜Fマリノスに決定

2017年12月24日 06:13

 23日、サッカーの天皇杯準決勝2試合が行われ、2試合とも延長戦にもつれ込む熱戦の末、セレッソ大阪と横浜Fマリノスが勝利した。

セレッソ大阪対ヴィッセル神戸は、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、延長戦の末、3-1でセレッソ大阪が勝利した。柏レイソル対横浜Fマリノスは、川崎市の等々力陸上競技場で行われ、延長戦の末、2-1で横浜Fマリノスが勝利した。

 C大阪と神戸との試合は、一進一退の攻防を繰り返しながらも得点は生まれず、0-0のまま延長戦に突入かと思われた。だが後半45分、神戸は直前に投入された大森晃太郎がドリブルで切れ込んで入れたクロスがそのままゴール隅に吸い込まれ先制する。直後の後半46分、C大阪はソウザが放り込んだロングボールを山村和也が落とし、GKが弾いたところを水沼宏太がジャンピングボレーを決める。

 延長前半8分、C大阪はハンドで獲得したPKを柿谷曜一朗が蹴るもGKにセーブされる。しかし、前方に弾いたボールを柿谷がダイビングヘッドで押し込んで2-1と逆転に成功する。そして延長後半9分、C大阪は柿谷が拾ったボールをソウザに横パスを通し、GKとの1対1を冷静に流し込んで3-1と突き放しそのまま逃げ切った。

 横浜FMと柏との試合は、前半11分、柏のハモンロペスが約40メートルのロングシュートで先制する。横浜FMは後半24分、伊藤純也からのパスを受けた下平匠が左サイド深い位置からクロスを入れる。これを走り込んだ伊藤がヘッドで合わせて1-1の同点に追いつき、そのまま延長戦に突入する。

 PK戦目前の延長後半13分、横浜FMは右サイドをドリブルで突進した遠藤渓太が出したパスをウーゴヴィエイラが受け、これを決める。終了直前に柏はロングスローからキムボギョンがオーバーヘッドシュートを打つが、GK飯倉大樹のスーパーセーブに阻まれそのまま終了した。

関連記事

最新記事