黒柳徹子のアンドロイド「totto(トット)」が開発される
2017年9月15日 07:15
電通、電通テック、テレビ朝日、エーラボの4社は、タレント・黒柳徹子さんのアンドロイド「totto(トット)」を共同開発したと発表した。
【こちらも】本物そっくり! 電通など4社が黒柳徹子のアンドロイド「totto」を開発
今年10月からスタートする帯ドラマ劇場「トットちゃん!」(テレビ朝日:月~金 午後0:30~0:50)の放送開始を記念してのこと。テレビ朝日主導のもと、アンドロイド研究の第一人者である、大阪大学の石黒浩教授の監修を受けて開発が行われた。
トットには、2018年より自律会話システムが搭載される予定となっている。声は、テレビ朝日が保有する、『徹子の部屋』42年分の会話データを利用し、NTTテクノクロスの最新の音声合成技術によって作成された。様々な場所で、トットとの「おしゃべり」ができるようになる。
ちなみにボディは黒柳さん本人を3Dカメラでスキャニングし、等身大の型をとって作成されている。表情、しぐさ、癖なども研究され、ATRと呼ばれる技術の採用によって、発話に合わせて口も動く。最新工学技術を駆使したアンドロイドなのである。
黒柳徹子さんは、1933年生まれ84歳。1976年に開始された冠番組『徹子の部屋』は、「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」としてギネス世界記録に認定され、今もなお記録を更新し続けている。
『窓ぎわのトットちゃん』という大ベストセラー著書の存在があるので有名な話ではあるが、トット、というのは、本人の「トットちゃん」という愛称に基づくものだ。
インタビュー番組を42年に渡って持続させるその原動力は、「好奇心の旺盛さ」と、「おしゃべりが好きであること」であると言われる。アンドロイド「トット」もまた、それをコンセプトとし、高齢者とのコミュニケーションや子供たちへの読み聞かせなどに活用されていく予定であるという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
関連記事
最新記事
- NVIDIAら、実機ロボットの研究開発を完全自動化するフレームワーク「ENPIRE」発表―AIが検証からコード修正まで実行
- Z.aiが「GLM-5.2」のオープンウェイトを公開、性能はClaude Opusに迫るもAPI経由のデータ送信に中国法上のリスク指摘
- 【内部リーク】Metaが数千人の技術者をAI訓練用のデータ作成に投入、社内からは「強制収容所」と自虐する不満が噴出
- 『R-Type Tactics I・II Cosmos』が6プラットフォームで海外発売へ―幻のPSP続編が16年越しに初の英語化
- ChatGPTのシェアが初の50%割れ、GeminiとClaudeが猛追――Sensor Tower調査