プレナス12%高、第1四半期決算など好感しここ10年来の高値に迫る

2017年7月11日 09:59

■上値抵抗ゾーンを突破する相場をイメージする様子も

 持ち帰り弁当チェーンなどのプレナス<9945>(東1)は11日、急伸して始まり、9時30分を過ぎて12%高の2607円(269円高)をつけて年初来の高値を更新した。出来高も急増。10日の取引終了後に第1四半期(3~5月)の連結決算を発表し、醤油会社のグループ化効果などもあり連結営業利益が前年同期比66%増加したことなどが好感されている。

 第1四半期は、新規出店により店舗数が増加したほか、円高等による仕入コストの低減や広告宣伝費の減少、法人税等の負担の軽減などもあった。2月通期の連結業績見通しは据え置き、売上高が前期比9.7%増の1547億円、営業利益は同4.3%増の75.0億円、純利益は同6.5%増の43.0億円、1株利益は112円31銭。

 株価はPER20倍台になるため割高感はつきまとうが、値動きを見るとここ10年来の相場での高値2669円(2014年8月)に迫ってきたため、上値抵抗ゾーンを突破する相場を期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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