概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は小幅に値上がり、当局の景気対策などに対する期待感などが相場の支えとなる

2016年11月18日 09:42


*09:42JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は小幅に値上がり、当局の景気対策などに対する期待感などが相場の支えとなる
【ブラジル】ボベスパ指数 59770.47 -1.63%
17日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比988.85ポイント安(-1.63%)の59770.47で取引を終えた。61492.74まで上昇した後、一時59745.66まで下落した。

原油価格の続落が嫌気され、資源銘柄に売りが継続した。また、トランプ次期米大統領がブラジルなどに対し、厳しい貿易条件を押し付けるとの観測も圧迫材料。国内では、足元の弱い経済指標が改めて嫌気されている。一方、テメル政権が進めている財政改革案が議会で承認されるとの観測が引き続き好感された。

【ロシア】MICEX指数 2042.76 +0.68%
17日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMICEX指数は前日比13.84ポイント高(+0.68%)の2042.76で取引を終了した。2045.65から2028.92まで下落した。

11月30日の石油輸出国機構(OPEC)総会では、原油減産の合意が達成されるとの観測が支援材料となり、資源銘柄を中心に買いが継続した。また、農薬や電力大手の好決算も関連銘柄の物色手がかり。一方、指数の上値は重い。政府が汚職などの取り締まりを強化する方針が引き続き足かせになった。

【インド】SENSEX指数 26227.62 -0.27%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比71.07ポイント安(-0.27%)の26227.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.65ポイント安(-0.39%)の8079.95で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の反落が資源セクターの圧迫材料。国内では、外国人投資家(FII)の売り継続が警戒された。FIIはこの日までに6日連続の売り越しとなった。また、ITセクターの成長予想が下方修正されたことも同セクターの足かせとなった。全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)はこのほど、2016年度(17年3月まで1年間)のITセクターの成長予想を従来の10-12%から8-10%に下方修正した。

【中国本土】上海総合指数 3208.45 +0.11%
17日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.40ポイント高(+0.11%)の3208.45ポイントと3日ぶりに反発した。

当局の景気対策などに対する期待感などが相場の支えとなっている。「一帯一路」戦略に関連した各地の交通インフラ整備プロジェクトに関し、国家発展改革委員会によって着工許可された金額が足元で急ピッチに拡大していることが材料視された。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元の対米ドル基準値を10日連続で元安方向に設定したことなどを嫌気して売られたものの、下値は固く、終盤に入りプラスに転じた。《CS》

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