東大、水ベースのリチウムイオン伝導性液体を発見
2016年9月4日 16:48
東京大学が、新たなリチウムイオン伝導性液体を発見したと発表した(Nature Energy誌掲載論文)。
この液体は水と特定のリチウム塩2種を一定の割合で混合したもの。こういった組成のリチウム塩二水和物は一般的には固体となるが、今回発見された液体は常温で安定な液体として存在できるという。さらに、3V以上の高い電圧をかけても電気分解されないという特徴もあるそうだ。
水をベースとしたリチウムイオン伝導性液体は、1.2Vの電圧で電気分解されてしまうという問題があった。そのため、高い電圧を出力できるリチウムイオン電池では可燃・有毒な有機溶媒などが使われていた。今回発見された液体はこれらを置き換えられる可能性があり、より安全・安価な蓄電池の開発が期待できるという。
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