トヨタ、小型車「オーリス」をマイナーチェンジ 1.2L直噴ターボエンジンを搭載

2015年4月7日 12:13

 トヨタ自動車は6日、日欧戦略車オーリスをマイナーチェンジし、全国のネッツ店を通じて同日に発売したと発表した。

 今回のマイナーチェンジでは、同社初の1.2L直噴ターボエンジン(8NR-FTS)を搭載したほか、最上級グレードにふさわしい各種快適装備を採用した「120T」を新設定。最大トルクを1,500~4,000rpmの幅広い回転域で発生させるほか、ターボエンジンの特性を引き出す新制御を採用したSuper CVT-iとの組み合わせなどにより、アクセル操作に対する瞬時のレスポンスや滑らかで爽快な走りを実現した。

 シリンダーヘッドと一体化したエキゾーストマニホールド、可変角を拡大したVVT-iW(吸気側)、先進の燃料噴射システムD-4Tの採用などにより高熱効率を追求するとともに、アイドリングストップ機能(Stop & Start System)などの燃費向上技術も採用。走行燃費19.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となる。

 また、レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応する。

 店頭発表会は4月18日(土)、19日(日)に全国のネッツ店で行われる。(記事:町田光・記事一覧を見る

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