セブン&アイ、ネットスーパー専用「西日暮里店」3月8日から運用開始

2015年3月5日 20:52

 セブン&アイ・ホールディングスは5日、同社初となるネットスーパー専用店舗『セブン&アイ・ホールディングス ネットスーパー西日暮里店』(東京都荒川区、以下『ネットスーパー西日暮里店』)の運用を3月8日より開始すると発表した。ネット利用には専用画面からの登録が必要となる。

 同店の特徴はまず、専用の設備や仕組みを導入した同社で初めてのネット注文専用の店舗で、これまでイトーヨーカドー店舗で実施してきた出荷件数の約 5 倍となる、一日最大 2,000件の注文に対応すること。

 また、取扱品目も約10,000品目(生鮮・一般食料品、衣料品、住関連品)と多く、さらに配達エリアが、店舗周辺 半径7km圏内(荒川区、台東区、文京区の全域、および豊島区、新宿区、板橋区、千代田区、北区の一部)と広いことだ。詳細なエリア情報は同社のホームページを参照のこと。

 『セブン&アイ ネットスーパー西日暮里店』の営業は3月8日(日)午前10時より開始され、閉店は午後11時30分(開店日以降も同じ)。なお、同店には小規模な路面店舗も開設され、営業は午前7時30分~午後10時(平日)、午前8時~午後10時(日祭日)で行う。ただし、3月8日のみ路面店の開店は午前9時からとなる。

 同社は、今般の『ネットスーパー西日暮里店』を、今秋より本格稼働を予定しているグループの新たなECビジネス「オムニチャネル」における事業拠点の一つとして据えており、ネットとリアル(店舗)を融合させた新たな取り組みとして、地域の利用者に、より便利で、
快適な買物サービスを提供していくという。(記事:町田光・記事一覧を見る

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