DNPと2Dfacto、ハイブリッド書店「honto」で中古本買取を開始

2015年1月26日 15:32

 大日本印刷 (DNP)とトゥ・ディファクト(2Dfacto)は26日、2Dfactoが運営するハイブリッド書店サービス「honto(ホント)」で、会員向けの中古買取サービスを本年1月27日に開始すると発表した。

 買取の対象になるのは、中古本、CD、DVD、ゲームである。このサービスの買取業務は、ブックオフコーポレーションの子会社でECサイトを運営しているブックオフオンラインが行う。買取に対する支払いが現金の場合は買取価格の1%分のhontoポイントを付与し、全てhontoポイントで支払う場合は買取価格に10%を上乗せしたhontoポイントを付与する。なお、hontoポイントは、1ポイント=1円に相当する。

 ハイブリッド書店サービス「honto」は、2010年11月にスマートフォンやタブレット端末向けの“電子書籍販売”からスタートした。その後、紙の本を購入できる“ネット通販”との機能統合や、丸善・ジュンク堂書店・文教堂の“リアル書店”でも共通で利用できる会員向けポイントサービスなどを提供している。2014年11月時点でhonto会員は250万人を超え、ポイントサービスも全国約130店で利用できるようになっている。

 サイト上で買取サービスを選択し、集荷日時や予定箱数、買取コース、現金振込を希望する際の受取り方法などの必要事項を入力すると申込みが完了する。そして、買取を希望する中古品を段ボール箱に入れ、本人確認書類のコピーを同封する。段ボール箱が手元にない場合は、ブックオフオンラインから有料で入手できるという。申込み時に指定した日時に運送会社が無料で集荷を行い、その後1週間程度で買取金額を査定する。

 申込み時に買取コースで「査定結果を確認してから承認コース」を選んだユーザーには査定結果のメールが届き、買取の承認またはキャンセルを選択することができる。また、申込み時に買取コースで「おまかせ承認コース」を選んだユーザーと、査定結果を承認したユーザーには現金振込・ポイント付与の通知メールが届き、支払いとなる。

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