近畿日本ツーリスト、メガネ型ウェアラブル端末を使った東京観光ツアーを展開

2014年11月28日 21:38

 近畿日本ツーリストは27日、メガネ型ウェアラブル端末を使った「スマートツーリズム ウェアラブル眼鏡でリアル体感!江戸城天守閣と日本橋復元3Dツアー」を12月から販売すると発表した。ツアーは来年2月に実施される予定で、旅行代金は一人当たり1万2,000円となっている。

 本企画は、ツアー客にエプソン製のメガネ型ウェアラブル端末「スマートグラス」を使ってもらう。この「スマートグラス」を掛けることで、IT企業のアスカラボやフジテレビが制作した江戸城天守閣と日本橋の復元映像を、現実の景観と合成させて、江戸時代の風景を疑似的に見られるようにしたという。また、日本語と英語の2か国語対応のイヤホンによるガイドを提供する。

 ツアーは東京都内発着で、皇居東御苑(東京都千代田区)、日本橋(東京都中央区)、東京スカイツリー(東京都墨田区)を見回るという内容。なお、小学生以下は「スマートグラス」を利用できない。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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