東芝とケンコーマヨネーズがサラダ事業で業務提携、両社のコラボ商品も検討
2014年11月5日 08:54
【11月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
東芝(東1・名1:6502)とケンコーマヨネーズ(東1:2915)は4日、サラダ事業で業務提携すると発表した。
ケンコーマヨネーズは、1977年に業務用として日持ちするロングライフサラダを日本で初めて開発。その後もサラダNo.1企業を目指し、サラダ専門のトータルブランドとして専門店の「Salad Cafe」を展開し、店舗とウェブを通じて、幅広くサラダの世界を提案している。一方、東芝は、グループの広範囲な技術を融合してヘルスケア事業を展開。現在は、神奈川県横須賀市にあるほぼ無菌状態(付着している雑菌数が土耕野菜と比べて1/1000程度に抑制された環境)を実現した植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」において、栽培期間中に農薬を使用せず、長期保存できる野菜生産の事業化を進めている。
今回の業務提携は、両社が相互の事業発展を目的として実施する。ケンコーマヨネーズからは、東芝に対してマヨネーズ・ドレッシング・ソース類にかかわる提案や、ケンコーマヨネーズのサラダ専門店「Salad Cafe」のサラダに関する情報提供を行い、東芝からは、ケンコーマヨネーズに対する工場野菜にかかわるマーケティング・販売ルート情報の提供を行う。また、両社によるコラボレーション商品の企画・製造・販売の検討も行っていくという。(岡野学)【了】