マツダ、メキシコの新工場で新型「Mazda2」(デミオ)を生産開始
2014年10月24日 15:50
マツダは23日、メキシコの新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」(MMVO)で、新型「Mazda2」(日本名:マツダ デミオ)の生産を開始したと発表した。新型「Mazda2」の生産拠点は7月に生産を開始した日本の防府工場、9月に生産を開始したタイの「オートアライアンス(タイランド)」に続いて3拠点目となる。
同社によると、昨年から建設を進めてきたMMVOのエンジン機械加工工場も完成し、21日に稼働した。好調な「SKYACTIV技術」搭載車の販売増に対応していくために、MMVOの年間生産能は2016年3月期には25万台まで増強するという。
同社は、2016年3月期には「SKYACTIV技術」搭載車の販売比率を85%以上にすることを計画しており、グローバル生産体制の再構築を進めている。今回の新型「Mazda2」の生産開始とエンジン機械加工工場の稼働、生産能力増強は、この計画を大きく前進させるという。
MMVOの江川恵司社長は、「新型『Mazda2』の生産開始、エンジン機械加工工場の稼働、年産能力の増強により、日本と同レベルの高品質な『SKYACTIV技術』搭載車をグローバルに供給できる体制が強化される」とコメントしている。