日経平均に翻弄されず、中核的な銘柄で乗り切りたいところ【クロージング】
2013年10月2日 16:15
*16:15JST 日経平均に翻弄されず、中核的な銘柄で乗り切りたいところ【クロージング】
2日の日経平均は大幅に下落し、314.23円安の14170.49円(出来高概算29億株)と終値ベースでは9月6日以来の14200円を割り込んでいる。1日の米国株式相場は、連邦政府機関の一部閉鎖による目先の影響は限定的との見方から終日堅調推移となった。米国の落ち着きがひとまず安心感につながり、日経平均は小幅に上昇して始まった。
しかし、寄り付き直後に14569.20円まで上げ幅を広げたものの、米債務上限問題が重しとなるほか、円相場が円高に振れるなか次第に下げに転じる銘柄が増えた。ソフトバンク<9984>が連日の年初来高値更新で日経平均を下支えするものの、先物主導によるプログラム売りが断続的に出る格好で下げ幅を拡大。値下がり数が1500を超えて全体の8割を占める状況のなか、ソフトバンク1社では支えきれなかった。
円相場が円高傾向にあることが嫌気されたとの見方がされていたが、先物に絡んだポジションクローズに伴う動きが加速した影響が大きそうである。先物市場での断続的な売りが現物へのプログラム売りにつながった格好。米連邦政府の一部閉鎖が長引くとの思惑や本命である債務上限問題への警戒も根強く、押し目買いも入りづらい状況であった。日経平均は13週線レベルまで下げてきており、いったんは反発も期待されるところ。しかし、反発材料に乏しいなかでは、14000円辺りに位置する26週線なども意識されてくる。これを割り込んでしまうと、東京五輪決定を好感して空けたマドも意識されるなど、目先は神経質な展開が警戒されそうである。
もっとも、ソフトバンクは全体の地合いに押されて後場には一時7050円まで上げ幅を縮めたものの、大引けにかけてはショートカバーで一段高をみせた。材料系の銘柄なども終日強含みで推移していた銘柄も散見される。ここは日経平均に翻弄されず、中核的な銘柄で乗り切りたいところだ。《KO》