【株式評論家の視点】長谷工コーポレーションは上昇に勢い出る、訂正高本格化への態勢が整う
2013年1月10日 16:10
<銘柄の見所>
長谷工コーポレーション <1808> がようやく本格的な上昇局面に入ってきた。建設関連株全面高の流れに乗り、昨年11月以降着実な訂正高波動を描いてきた。それが10日には90円まで上げて、本格化の局面に踏み込んできたニュアンスだ。
業態が分譲マンション建築を主軸とする準大手ゼネコンとあって、建設株としては傍系のニュアンスもあり、人気が今一つ盛り上がらなかった。ただ、不動産株の大幅な水準切り上げとの比較でも出遅れ色は鮮明で、見直し人気がようやく本格化の兆しを強めてきた感触だ。
また同社の上げを阻んできたのは重量感だ。直近12月28日申し込み現在の信用買い残は7341万株にも達している。値ごろ的な妙味から下がれば押し目買いが入るパターンで、ここまで積み上がってきた。ただ今回は市場全体のボリュームアップが顕著。逆に信用買い残がここで一回転するような動きをみせると、理外の理的な相場に発展する可能性を秘めている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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