キヤノンは減益幅縮小報道も利益確定売りが先行し反落
2011年6月16日 10:35
キヤノン <7751> は、55円安の3755円まで下げて3日ぶりに反落している。きょう16日付けの日本経済新聞で、同社の今12月期営業利益が、今年4月に下方修正された3350億円から3700億円(前期比5%減)に上方修正され減益幅を縮小すると観測報道されたが、為替相場が、1ユーロ=114円台と円高・ユーロ安に進み、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して22円安(円換算値)で引けたことも響き、反応は限定的で利益確定売りが先行している。
観測報道では、同社は、東日本大震災による営業利益の減益額を1977億円と見積もっていたが、電子部品各社の生産が震災前の水準に近付き部品不足も解消されてきたことから、同社のデジタルカメラなどの国内工場の稼働率も急回復、震災の悪影響が想定より小さくなったことが要因と分析された。
株価は、大震災発生で年初来安値3310円まで突っ込み、4月の業績下方修正では悪材料出尽くし感を強め、自己株式取得もフォローして3945円まで戻したが、自己株式取得終了とともに下ぶれた。再度の下値確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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