三井金属鉱業は八戸製錬所の再開メド立たずリバウンドも重い

2011年3月17日 19:41

  三井金属鉱業 <5706> は17日の夕方、東北地方太平洋沖地震の影響「第2報」を発表。3月13日付けで操業を停止とした八戸製錬(株)八戸製錬所(青森県)は現時点で復旧の目処が立っていないとした。

  発表では、埼玉県上尾地区(特殊銅箔事業部、日本結晶光学株式会社他)は、計画停電の影響から操業再開を見合わせており、現時点で再開の目処は立っていないとし、三井金属アクト・石川工場(福島県)は現時点では3月18日まで操業停止を予定とした。

  17日の株価は横ばい圏での推移となり、終値は246円(4円安)。このたびの大震災発生後の安値安は201円(3月15日)で、発生直前から約120円下落し、リバウンドは254円まで53円。やや戻りの重さがいわれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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