NY株式:NYダウ85ドル高、雇用関連指標の改善を好感

2020年12月4日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY株式:NYダウ85ドル高、雇用関連指標の改善を好感
米国株式相場は上昇。ダウ平均は85.73ドル高の29969.52ドル、ナスダックは27.82ポイント高の12377.18ポイントで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少したことを好感し寄り付き後上昇した。民主党のペロシ下院議長と共和党のマコーネル上院院内総務が追加経済対策を巡り交渉を再開したとの報道を好感した買いも強まり、上げ幅を拡大。ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。引けにかけて、製薬会社のファイザー(PFE)がワクチンの調達に関する問題で年内の供給目標を引き下げたとの報道が嫌気され上げ幅を縮小。セクター別では耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方、公益事業が下落。

航空機メーカーのボーイング(BA)はアイルランドの格安航空会社ライアンエアーから737マックス機を追加で75機受注したことが好感され急伸。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はゴールドマンサックスによる投資判断引き上げが好感され上昇した。サイバーセキュリティのクラウドストライク(CRWD)やクラウドのスノウフレーク(SNOW)は好決算が好感されそれぞれ急伸。一方、スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は予想を下回った第3四半期決算が嫌気され下落した。ソーシャルネットワーキングのフェイスブック(FB)は司法省が同社に対し米国人労働者に対する差別を巡る訴訟を起こしたことが嫌気され下落した。

オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はポッドキャストのスタートアップ、ワンダリーと買収交渉を行っていると報じられた。

Horiko Capital Management LLC《FA》

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