ANA、「CEATEC 2019」に初出展 「ANAアバター」で瞬間移動を体験

2019年10月5日 12:19

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ANAホールディングによるブースのイメージ。(画像: ANAホールディングの発表資料より)

ANAホールディングによるブースのイメージ。(画像: ANAホールディングの発表資料より)[写真拡大]

 ANAホールディングス(HD)は、10月15日~18日まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2019」に初めて出展すると発表した。

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 CEATECとは、Combined Exhibition of Advanced Technologiesの略で、アジアで最大級のエレクトロニクスとIT技術の展示会であり、幕張メッセにおいて毎年10月に開催されている。主催するのは、電子情報技術産業協会(CIAJ)、情報通信ネットワーク産業協会(JEITA)とコンピュータソフトウェア協会(CSAJ)である。

 出展するのは、ITやエレクトロニクス関連の企業や団体で、2016年以降は、体験型の展示も見られるようになった。特に近年はゲーム・アニメ・ロボットなども出展され、海外の投資家や一般客の来場も増えているという。

 今回ANAが出展するのは「ANAアバター」で、距離や時間などあらゆる制限を超えて瞬間移動できる手段としている。VRやロボティクスなどを駆使し、現在居る場所とは異なる場所に設置されたアバターロボットにより、あたかも自分自身がそこに居るように見たり、聞いたり、感じたりできるという。

 展示会においては、2030年の「まち」をイメージした「Society5.0 Town」にブースを出展する。そこでアバターロボットを用い働き方やショッピングなど未来の暮らしを、リアルなアバターで体験させようとするものだ。

 ANAHDブースでは、自宅に居ながら世界各地の博物館に行ったりショッピングを楽しんだりできる「ミュージアム&ショッピング」や、遠くに住む親の家で料理を作る「クッキング」、労働型のアバターロボットを展示する「フューチャーテック」など、6つの入り口が用意される。(記事:kan1713・記事一覧を見る

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