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メディカル・データ・ビジョンは9日続伸、大規模診療データ利活用事業が拡大
■独自の診療情報システムで先行しセカンドオピニオン関連サービスも展開へ
メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は23日、9日続伸基調で始まり、取引開始後に3030円(120円高)まで上昇。株式分割など調整後初の3000円台(実質上場来高値)に進んだ。大規模診療データベースなどの医療ビッグデータ利活用サービスの先駆的企業で、2月13日に発表した2017年12月期の連結業績が売上高・各利益とも連続して最高を更新。今期の見通しも売上高を46%増、営業利益を41%増と計画するなど、高成長銘柄として注目されている。
前期は、患者自身が診療情報の一部を保管・閲覧できる革命的なWEBサービス「カルテコ」と、治療費などの支払い方法を患者が設定できる医療費後払いサービス「CADA決済」を電子カルテと連携させた新ITシステム「CADA-BOX(カーダ・ボックス)」を実用化して提供を開始した。患者は、自身の診療動向を知ることができるほか、受診後に会計窓口で待つことなく自宅に帰れるなどの利点があり注目されている。
今期は、新たな医療データを活用したSMO(治験)事業や、健診・検診データによるセカンドオピニオン(別の医療機関の医師に「第2の意見」を求める行為)支援サービスなどの本格展開を進める。セカンドオピニオン関連サービスでは、患者自身が自分の診療情報を知っていることが重要なポイントになるため、同社の既存サービスが大きく有利に働くことになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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