黒蕨壮彫刻展「刻まれたリアリティ」鹿児島県霧島アートの森で5/8より開催

プレスリリース発表元企業:鹿児島県霧島アートの森

配信日時: 2020-04-22 09:30:00

黒蕨壮彫刻展~刻まれたリアリティ~

黒蕨壮(くろわらび そう)

あの手・この手(撮影 福岡栄)

鹿児島県霧島アートの森では、2020年5月8日(金)から2020年5月31日(日)の期間に、開館20周年記念アートラボ企画展「黒蕨壮彫刻展~刻まれたリアリティ~」を開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/208779/LL_img_208779_1.gif
黒蕨壮彫刻展~刻まれたリアリティ~

イベントURL: https://open-air-museum.org/event/event-37662


■「黒蕨壮彫刻展~刻まれたリアリティ~」開催の趣旨
幼少期から木彫に慣れ親しんできた黒蕨は、コンピュータ技師として働く傍ら木彫を続け、ほぼ独学で現在のスタイルを確立しました。1980年代には全国各地の公募展で大賞を受賞するようになり、2015年には日本を代表する木彫作家対象の彫刻賞である平櫛田中賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
黒蕨の作品は、モチーフの素材感をも写し取るような精巧さで、社会への問いかけや人の心の有り様について語りかけてきます。鑑賞者は、まるで吸い込まれるように作品と向き合い、日用品や人体の一部によって表された作家の思念に、自身や身近な人を投影するような気持ちになります。
本展は、屋内所蔵作品の中でも来館者に特に関心の高い《チョット休憩》(1985)を含む初期の作品から新作までを展示し、表現の連関から垣間見える黒蕨の活動の主題に触れるものとなるでしょう。


■開催概要
会期 : 2020年4月25日(土)~5月31日(日)
月曜休園(祝日の場合は翌日休園)
*新型コロナウイルス感染拡大防止に係る臨時休園に伴い、
5月8日(金)から開催する予定です。
*会期は変更になる場合があります。最新の情報は
公式サイトをご覧ください。
開園時間 : 9:00~17:00(入園は16:30まで)
会場 : 鹿児島県霧島アートの森(鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220)
観覧料 : 入園料に含む
一般:320(250)円/高大生:210(160)円/小中生:150(120)円
*( )内は20名以上の団体料金
主催 : 鹿児島県霧島アートの森
協賛 : 湧水町/湧水町教育委員会
後援 : 南日本新聞社/朝日新聞社/読売新聞社/KKB鹿児島放送/
KTS鹿児島テレビ/KYT鹿児島読売テレビ/MBC南日本放送/
エフエム鹿児島
公式サイト: https://open-air-museum.org


■展示概要
木彫約30点を展示


■作家について
黒蕨壮(くろわらび そう)
1951年、鹿児島県阿久根市生まれ、愛知県在住。1984年より彫刻家の堀内正和に師事し、第1回現代日本木刻フェスティバル(1988)、木の造形旭川大賞展(1996)で大賞。2015年に日本を代表する彫刻賞である平櫛田中賞を受賞。個展・グループ展での発表多数。主なパブリックコレクションに、北海道立旭川美術館(北海道)、網走市立美術館(北海道)、神奈川県立近代美術館(神奈川)、清須市はるひ美術館(愛知)、名古屋市美術館(愛知)、井原市立田中美術館(岡山)、相生森林美術館(徳島)など。本館開館1周年(2001)に行われたレジデンス事業に参加。2004年からは、鹿児島県湧水町のイベント「高原フェスタ チェンソーアート」の講師・審査・作品制作に参加し、彫刻の普及に多大な貢献をしている。本館コレクション作家。


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プレスリリース提供元:@Press