参加者の96.5%が「『タニモク』を自社で活用したいと思う」と回答 人事課題解決の糸口は、“他人とたてる”目標にあり! “人事限定「タニモク100人会」”を開催

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2020-03-26 11:00:00

~人事担当者が一堂に会し、お互いの目標をたてあった1日をレポート~



総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎、以下パーソルキャリア)は、2020年1月15日(水)に、「新しい目標設定が組織を変える」をテーマに “人事限定「タニモク100人会」”を、Nagatacho GRiD(東京都千代田区)にて開催いたしました。
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■タニモクとは< https://tani-moku.jp
「タニモク」は、利害関係のない人(=他人)同士が、3~4人1組でお互いに目標をたてあうワークショップです。2018年9月に本格スタートしてから現在までに、企業・官公庁・学校など、50以上の組織で開催され、参加者からは、「自分以外の視点を取り入れることで、新しい可能性や選択肢を発見できる」と好評を得ています。

■”人事限定「タニモク100人会」”開催背景
近年の労働環境の変化や働き方の多様化に伴い、人事課題は複雑化し、多岐にわたっています。パーソルキャリアが実施した、「目標」に関する調査※によると、会社で行う「目標設定」に課題を感じているビジネスマンが8割に及び、その在り方にも課題があることが判明しました。
そこで今回、従来とは異なる新しい目標設定として注目を集める「タニモク」を人事担当者に体験してもらうため、「新しい目標設定が組織を変える」をテーマに、“人事限定「タニモク100人会」”を開催しました。
本イベントでは、実際に「タニモク」を社内で活用している、株式会社I-ne、ヤフー株式会社、ノバルティスファーマ株式会社の人事担当者をゲストに迎え、導入事例を紹介していただきました。その後、さまざまな業界の人事担当者が一堂に会し、「タニモク」を体験しました。
※パーソルキャリア「『目標』に関する調査」:https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2019/20191210_01/

■”人事限定「タニモク100人会」”レポート
“人事限定「タニモク100人会」”には、目標設定だけでなく、採用、人材定着、社員育成、社員のモチベーション向上、チームビルディングなどさまざまな課題を抱えた人事担当者が参加しました。
まず初めに、「『タニモク』活用事例紹介」と題し、ゲスト企業3社と当社の計4社によるライトニングトークを実施。株式会社I-neは、内定者同士・内定者と人事のコミュニケーション促進を目的に、内定者研修の一環として「タニモク」を実施した事例を、ヤフー株式会社は、習慣化プログラムの構築を目的に「タニモク」と「マインドフルネス」を掛け合わせた研修を実施した事例を紹介しました。ノバルティスファーマ株式会社は、自社のカルチャー浸透を目的に、一般職社員のリーダーシップ開発プログラムの一環として「タニモク」を活用した事例を紹介。最後に、「タニモク」のプロジェクトリーダーを務める三石は、内定者フォローを目的に内定者と既存社員で「タニモク」を実施した、当社の事例を紹介しました。登壇した各社の担当者は、自社の課題に対してどのように「タニモク」を活用し、どのような効果が得られたのか、さらには社員からの感想や今後の「タニモク」の展開について話しました。
規模や業界・導入背景・目的などが異なる企業が、四社四様の活用事例を紹介したことで、イベント後に実施したアンケートでは、参加者の100%が「参考になった」と回答しました。

Q.ゲストトーク(「タニモク」活用事例紹介)は、参考になりましたか?(N=57 単回答)

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回答理由(フリーコメント)
・他社が具体的にどんなことをやっているか、自部署で考えるうえで思考の幅を広げるきっかけになった
・色々な使い方ができそうだと思った
・実際に活用するイメージがつき、自社に置き換えた場合の活用方法を考えるヒントになった
・どのように活用しているかが分かりやすく、内定者または新入社員研修で「タニモク」を使用したいと思った
・「タニモク」の汎用性を感じた

アンケート結果から、事例紹介によって、参加者が自社で「タニモク」を活用するためのヒントを得たことがうかがえます。さらに、フリーコメントには「『タニモク』の汎用性」についての記載が多く見られ、「タニモク」がさまざまな人事・組織課題にアプローチできることを実感したようです。

活用事例紹介の後には、参加者全員が「タニモク」を体験。「人事担当者」という共通点を持ちながら、抱えている課題や会社規模・担当業務などが異なる”他人”同士が4人1組になり、目標をたてあいました。文字ではなく「絵」で自身の現状を説明するという「タニモク」独自のメソッドにより、仕事・プライベート問わず自身の悩みや、所属する会社や組織に感じる課題などをざっくばらんに話すことができたようで、ワーク中は笑い声も聞かれ、終始盛り上がりを見せました。
さらに、他人からの無責任で大胆な提案を参考に、新たな着想を得た参加者は、普段とは異なるアプローチで目標をたてることができたようで、「タニモク」ワークの満足度は98.2%でした。

Q.「タニモク」ワークについて、満足度を教えてください。(N=57 単回答)
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Q.他人に目標を立ててもらった、率直な感想を教えてください。(フリーコメント)
・責任を持たずにお互い言い合う環境はとても良いと思た
・客観的な視点と、相手を応援したいという気持ちが持てた。自分自身を認めてくれるというのが嬉しかった
・自分だけでは思い浮かばなかった目標をたてることができた
・知らないからこそのタニモクが自らは気がつかない自分を再発見する機会になった
・今の自分が思い悩んでいるところを3名の立場からそれぞれ違った切り口でヒントを得ることができた

実際に「タニモク」を体験したことで、他人と目標をたてあうメリットや、自社のどんな課題に対して「タニモク」が活用できるかを具体的にイメージできたようで、参加者の96.5%が「タニモク」を自社で活用したいと思うと回答しました。

Q.「タニモク」を自社で活用したいと思いますか?(N=57 単回答)

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回答理由(フリーコメント)
・内定者、新入社員研修で、モチベーションアップを目的に活用したい
・社内の各部署の相互理解やコミュニケーションツールとして使えそう
・チームビルディングに最適
・アクティブで、わかりやすく簡単に取り入れることができそう
・気づきにあふれ、楽しいワークショップ。チーム作りの初期段階や、フォーミングの段階に効果がありそう
・即効性があり、簡単なフレームワークだから
・自分が体験し、メリットを感じたから

アンケートからは、多くの人事担当者が「タニモク」の実用性を感じていることが読み取れる結果となりました。さらに、「『タニモク』は企業内のどのような場面で活用できると思いますか?※自社内に限らず、思いついた場面があればお聞かせください」という質問に対しては、「新しいサービスや商品の開発時、プロジェクトの発足時」「ダイバーシティ推進活動の一環」「定年退職者のセカンドライフを考えるセッション」など、「タニモク」の可能性を感じることができる、さまざまな意見があがりました。
イベント終了後には、ゲストも含めた参加者全員で、「タニモク」でたてた目標を掲げ写真撮影を行いました。晴れやかな表情の参加者が多く、わくわくするような目標がたてられたことがうかがえます。その後の交流会では、目標をどれだけ行動できているかを後日振り返る機会を設定しているグループや記念写真を撮るグループ、参加者同士で積極的に意見や情報交換をしている姿が見られ、「タニモク」によって参加者の距離はぐっと縮まり、”人事限定「タニモク100人会」”は大盛況のうちに終了しました。
「タニモク」は今後も、これからの時代に「はたらく」を前向き楽しむ人が増えることを「目標」によってサポートしてまいります。


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■導入企業が語る、タニモクの魅力
株式会社I-ne(アイエヌイー)
経営管理本部戦略人事部 戦略人事課 三浦由貴(みうらゆき)氏

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内定者のパフォーマンスを最大化するために、何か良い策はないかと探していたときに「タニモク」を知りました。当社では、通年採用を取り入れており、入社前に内定者全員が集まる機会は限られています。そのため、短時間でお互いを知ることができる点に惹かれ、「タニモク」を内定者研修の一環として導入しました。
個々の強みや弱み、抱える課題、さらにはどのような人生を歩んできたのかをさらけだすことで、内定者同士のコミュニケーションはもちろん、人事とのコミュニケーションも確実に増えました。「タニモク」は、人との絆が生まれるワークショップだと思います。

ヤフー株式会社
グッドコンディション推進室 リーダー/マインドフルネス・メッセンジャーズ 中村悟(なかむらさとる)氏
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自ら「タニモク」を体験し、新しい切り口を提案してくれる点に魅力を感じ、当社で「タニモク」を実施するに至りました。また何より、運営マニュアルや資料などが無料でネット上に公開されているので、自社の課題に合わせ「タニモク」をカスタマイズできることが、「タニモク」の大きな1つの魅力であると考えています。
自分自身について1人で考えたところで、結局同じパターンにはまってしまう。その事実にすら気づけていないことが多いです。「タニモク」は、他人から新たな視点をもらうことができ、さらには「私が〇〇さんだったら」という枕詞をつけて話すことで、嫌味なく、押しつけがましくなく相手にヒントを与えることができる新しいフレームワークだと思います。

ノバルティスファーマ株式会社
ノバルティス ラーニングインスティテュート ヘッド 高橋菜穂子(たかはしなおこ)氏
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当社では「カルチャー変革」を戦略の一つとして位置付け、全世界で力を入れています。日本においては、自分の思考の枠をはずし、他人の知恵も取り入れながら目標をつくっていくことで、個人が変わり、組織が変わり、カルチャーが変わっていくのではないかと考え、一般職向けのリーダーシップ開発プログラムの中で「タニモク」を取り入れました。参加した社員からは「目標設定のプロセス自体が自分らしくあれた」や「自分の強みを再認識することができた」といった声があがっています。
部下が立てた目標を上司が仕事を軸に修正してしまうと、部下は自分自身の意思と目的が組織目標に反映されることはないと感じてしまい、結果的にモチベーションが下がってしまいます。仕事面だけではなく、プライベートの状況や、社会における貢献意識など、多面的に自分をとらえたうえで目標をたてることができれば、目標がより中長期的で広がりのあるものに生まれ変わると考えます。

■「タニモク」ファシリテーター 兼 プロジェクトリーダー 三石原士(みついしもとし)コメント
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今回初の試みとして、人事担当者限定で「タニモク」を開催しました。定員を大幅に上回る応募があり、これは、近年の労働環境の変化や働き方の多様化に伴い、複雑化する人事課題に取り組む企業の多さを象徴しているものと想定されます。
「人事担当者」という共通点はありながら、抱えている課題やバックグラウンドが異なる他人と、自らや自社について改めて考えることで、多くの参加者が気づきを得て、課題を解決するための目標を見つけることができたようです。
「タニモク」は、自らの現状をさらけ出すことで内省にもつながります。自らと向き合ったうえで、他人の無責任な視点や発想を活用したてた目標は、「個人」に変化をもたらし、結果的に「組織」に変革をもたらします。さらに、目標をたてあった他人は仲間となり、新しいコミュニティが形成され、コミュニケーションが促進します。本イベントをきっかけに、人事課題解決の糸口として、「タニモク」の活用が広まることを期待します。

■“人事限定「タニモク100人会」”開催概要
開催日時:2020年1月15日(水)18:30~22:00
会 場:Nagatacho GRiD 6階(東京都千代田区平河町2-5-3)
参加費用:無料
対 象:人事、採用、教育・研修、組織開発などに携わっている方
働き方改革やダイバーシティ推進に携わっている方
タイムスケジュール:
18:00~18:30  受付
18:30~18:45  ご挨拶、趣旨説明:「タニモク」プロジェクトリーダー 三石原士
18:45~19:15  「タニモク」導入事例紹介:株式会社I-ne、ヤフー株式会社、ノバルティスファーマ株式会社
19:15~21:15  “人事限定「タニモク100人会」”スタート
21:15~21:30  発表&ふりかえり
21:30~22:00  写真撮影&交流会(任意参加)

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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