nCipher Security、クラウドファーストなアーキテクチャを発表パブリックおよびプライベートクラウドでセキュリティーと制御を実現

プレスリリース発表元企業:nCipher Security

配信日時: 2020-01-29 17:00:00

nCipher Security、クラウドファーストなアーキテクチャを発表パブリックおよびプライベートクラウドでセキュリティーと制御を実現

新たなウェブサービス API とコンテナ技術により、nShield® HSM とクラウド環境の統合が容易に -- クラウド移行を推進する企業に高度なセキュリティーを提供

(英ケンブリッジ ・ 米フロリダ州サンライズ)-(ビジネスワイヤ) -- Entrust Datacard 傘下の企業で、ビジネスに必須な情報やアプリケーションに対して信頼性、統合性、管理性を提供する nCipher Security は、nShield® ハードウェアセキュリティーモジュール (HSM) ポートフォリオのオプションパックとして、新たにnShield Web Services Option Pack および nShield Container Option Pack の 2つのソリューションを発表します。これにより、アプリケーションのクラウド展開が簡素化されて容易になり、パブリックおよびプライベートクラウドのセキュリティーと管理性が高まります。

nShield Web Services Option Pack は、要求の厳しい現在のクラウドファーストなデータセンターにおけるHSM 展開に向けたソリューションであり、暗号鍵およびデータ保護サービスを必要とするアプリケーションと nShield HSM 間にてクラウド用 REST API を提供します。nShield HSM には、鍵の生成や暗号化、復号化、署名、検証など、さまざまな暗号化機能が備わっています。nShield Web Services Option Pack により、クラウド対応データセンターのニーズに応じて、ダイナミックに拡張できる高保証の nShield HSM に支えられたアプリケーションがシームレスに展開できます。また、企業が自社のロードバランサ―を利用して HSM のワークロードを処理することも可能であり、HSM の配備や設定を簡素化して HSM の能力を最大限活用できるようになります。

nShield Container Option Pack は、コンテナ環境内における nShield HSM のシームレスなオペレーションを実現する製品です。コンテナは、拡張性や柔軟性、調和性といった利点を追求する先進的なクラウドや企業での展開にて選択されることの多いアーキテクチャモデルとなりました。nShield Container Option Pack により、開発者はコンテナプラットフォームの利点を活用しつつ、nShield HSM にアクセスして機密データや主要な資料を処理するという恩恵が享受でき、安全にコンテナ化されたアプリケーションの開発や展開に必要な時間が削減できます。アプリケーションコンテナとのシームレスな統合を実現する HSM ベンダーは他に存在しません。これにより、コンテナ化ソリューションに HSM サポートを容易に組み入れて展開モデルのテンプレートが提供できるようになり、お客様は HSM の統合に悩まされることなくコンテナ化アプリケーションに注力できます。

「デジタルトランスフォーメーションを推進し、実現する要素のひとつに、企業が幅広くクラウドを採用していることが挙げられます。また、IDCは、2021年までに、企業における新しいアプリケーションの70%がクラウドネイティブな環境で開発されると予測しています。クラウドファースト戦略の採用が進む中、企業は自社データがどう保護されているのか把握しにくくなっています。また、インフラの構築方法も制御できなくなっており、セキュリティーに対する懸念が払拭できていません。さらに、大半の企業はマルチクラウド環境にて運用しており、クラウドアプリケーションとデータの保護に欠かせないデータセキュリティーポリシーや暗号鍵を展開し、管理することが課題となっています。nCipher では、クラウド環境に対する幅広いサポートと、マルチクラウドデータセキュリティーに向けたデータ保護技術を提供しています。その中には、クラウドでの鍵の持ち込み (BYOK : Bring Your Own Key) 管理や、nShield as a Service にて提供するシンプルで効率的なオンデマンド暗号化サービスなどが含まれています。nShield Web Services Option Pack と nShield Container Option Pack をポートフォリオに加えることで、開発時間と予算削減が実現します。nCipher は、現代のパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド環境を活用しているお客様に魅力的な製品を幅広く提供しており、鍵やデータを自ら制御したクラウドプラットフォームの活用が可能となります。」と、nCipher Security 最高戦略責任者のピーター・ガルビン (Peter Galvin) は語ります。

nCipher の nShield HSM ポートフォリオには、クラウドファースト戦略を推進するお客様に向けた次のようなソリューションも含まれています。

Bring Your Own Key (BYOK)

Amazon Web Services (AWS)、Google Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azure のいずれを使用していても、nShield HSM と組み合わせることでクラウドアプリケーションに独自の鍵を持ち込む Bring Your Own Key (BYOK) を可能にします。

nShield HSM により、お客様は継続してクラウドサービスの柔軟性と経済性のメリットを享受しつつ、鍵管理のセキュリティーを強化して鍵をより制御できるようになります。ソリューションの詳細はこちらをご覧ください。

nCipher Security と Entrust Datacard は、RSA Conference 2020 のブース S-2139 に出展をします。ブースでは、現代の脅威や攻撃から身を守り、コンプライアンスに遵守し、ビジネスアプリケーションを保護する暗号化ソリューションを紹介しますので、ぜひお立ち寄りください。

nCipher Securityについて

エントラスト・データカード傘下のnCipher Securityは、汎用ハードウエア・セキュリティー・モジュール(HSM)市場のリーダー企業として、基幹的情報とアプリケーションに信頼性、完全性、統制をもたらすことで、世界をリードする組織を支援しています。今日の急速に変化するデジタル環境は、顧客満足度の向上、競争優位性の実現、事業効率の改善をもたらしていますが、一方でセキュリティーのリスクは何倍にもなっています。当社の暗号ソリューションは、クラウド、IoT、ブロックチェーン、デジタル決済といった新興技術の安全を確保し、新たなコンプライアンス義務の順守を支援します。これには、現代の世界的組織が重要なデータ、ネットワーク通信、企業インフラに対する脅威から身を守るために依存している実績ある技術と同じものが使われています。当社は、組織の基幹的アプリケーションのために信頼を提供し、データの完全性を確保し、完全な制御を可能にします。www.ncipher.co.jpLinkedInTwitterFacebookInstagram



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20200129005248/ja/

連絡先
nCipher Security
Megan Nemeh megan.nemeh@ncipher.com +1 408 887 5064
Liz Harris liz.harris@ncipher.com +44 7973 973648

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ