京阪電車中之島線なにわ橋駅「アートエリアB1」における社学・地域連携文化活動が「メセナアワード2019」優秀賞を受賞

プレスリリース発表元企業:京阪ホールディングス株式会社

配信日時: 2019-10-18 15:00:00

京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)では、京阪電車中之島線なにわ橋駅地下1階コンコースの「アートエリアB1」における取り組みが、公益社団法人 企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2019」優秀賞を受賞しました。
当社では、都市空間で駅が持つ可能性を模索する社学連携プロジェクトなどを展開するため、2008年10月の中之島線開業にあわせて「アートエリアB1」を開設しました。開設後は、「コミュニケーション空間としての駅」を提案していくことを目的とした施設として、大阪大学やNPO法人ダンスボックスなどと協働し、トークセッション、コンサート、ギャラリーなど、「文化」「芸術」「知」をテーマにしたさまざまな活動を展開しており、2009年の「メセナアワード2009」において、その社学・地域連携文化活動が評価され、文化庁長官賞を受賞しました。
今回の受賞においては、開設から10年余りの継続した取り組みが、芸術・文化振興に高く貢献し、かつ地域活性や次世代育成に関わるメセナ活動を表彰する「メセナアワード 2019」優秀賞の趣旨に合致すると評価されました。
当社では、今後も引き続き「アートエリアB1」を中之島エリアにおける「文化・芸術・知の創造と交流の場」として位置づけ、さまざまな取り組みを展開することを通じて、魅力あふれるまちづくりを推進していきます。
概要は下記のとおりです。



「メセナアワード 2019」優秀賞 アートやで中之島賞受賞について
1.受賞対象
京阪電車中之島線なにわ橋駅「アートエリアB1」における社学・地域連携文化活動
2.所 在 地
京阪電車中之島線なにわ橋駅地下1階コンコース
(住所:大阪市北区中之島1丁目1番1号)
3.活動内容
駅を「文化・芸術・知の創造と交流の場」としてとらえ、トークセッション、コンサート、ギャラリーなど、「文化」「芸術」「知」をテーマにしたさまざまなプログラムを開催。
4.贈 呈 式
日時:2019年11月20日(水) 14:00~17:00
会場:スパイラルホール(東京・表参道)
<参考>メセナアワードとは(企業メセナ協議会HPより)
企業によるメセナ(芸術・文化振興による豊かな社会創造)活動の充実と社会からの関心を高めることを目的とし、企業・企業財団等による優れたメセナ活動を表彰する制度として1991年に創設。(当初の名称は「メセナ大賞」で、2003年より「メセナアワード」に改称)

【2018年度に開催した主なプログラム】
■鉄道芸術祭vol.8
アートエリアB1開館・中之島線開業10周年を記念して、沿線開発という「都市計画」の産物である当館の出発点に立ち返り、「鉄道と都市計画」をテーマに、展示や特別列車の運行などを実施した。
(2018年11月10日(土)~2019年1月27日(日)開催)

■平成30年度 文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
都市の地質調査・再耕事業 「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」
大阪市北区に位置する中之島は、堂島川と土佐堀川に挟まれた東西約3kmの中州である。重層的な歴史文化を有しながら都市の機能が集積する中之島は、パリのシテ島、ベルリンのムゼウムス・インゼルなど、世界に類する都市の中州(島)の可能性に満ちている。本プロジェクトでは、“中之島”エリアを、持続可能な芸術文化環境を備えた「創造的な研究所(クリエイティブ・ラボ)」として見立て、トークセッションや歴史めぐりなどを通じ、様々な思考実験を繰り広げた。
(2018年7月5日(木)~2019年3月29日(金)開催)

以 上



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