KAL が Kalignite Hypervisor を発売 – ATM ハードウェアのアップグレードに革新をもたらす

プレスリリース発表元企業:KAL

配信日時: 2019-09-12 22:05:00

KAL が Kalignite Hypervisor を発売 – ATM ハードウェアのアップグレードに革新をもたらす



(エディンバラ、スコットランド)-(ビジネスワイヤ)--ATM ソフトウェアの市場をリードする KAL が Kalignite Hypervisor を発売します。ATM ハードウェアのアップグレードに何十億ドルもの負担を強いられるという長年の問題を解決し、リテール銀行業界に革新をもたらす新製品です。

Kalignite Hypervisor は Red Hat Virtualization 技術を用いて ATM の PC コアと ATM の OS を切り離します。つまり、Windows OS の新バージョンでサポートされないソフトウェアドライバーを、代わりにハイパーバイザーソフトウェアのドライバーでサポートできるようになります。

Kalignite Hypervisor は、ATM の Windows 10 への移行に際してサポートされないハードウェアという制約を打ち破ります。これにより銀行は、ソフトウェアとハードウェアのアップグレードを都合のよいタイミングで自由に行うことができます。さらによいことに、解決されるのは現在の問題だけではありません。Microsoft は Windows LTSC 及び SAC パッケージを導入し、定期的なリリースを計画しており、OS アップグレードは今後ますます頻繁に行われることになります。ハードウェアの旧モデル化のペースも加速することでしょう。Kalignite Hypervisor はWindows 10 への移行において重要なだけではなく、これらの新しいソフトウェアのアップグレード管理においても不可欠となります。

KAL の CEO、Aravinda Korala は次のように述べます。「Kalignite Hypervisor はアップグレードという難題を解決します。Windows のアップグレードが引き起こすハードウェアの強制的アップグレードが不要となります。銀行は完全に最新の状態を保ちながら、ATM ネットワーク上ですべてのソフトウェアの最新バージョンを動作させることができるようになります。ハードウェアの強制的アップグレードのサイクルからついに自由となり、顧客のための重要な機能向上に集中できるのです」

Red Hat のクラウドプラットフォーム担当製品バイスプレジデントの Joe Fernandes は次のように述べます。「Red Hat Virtualization のようなソフトウェア定義によるオープンなバーチャライゼーションプラットフォームを利用することで、銀行はハードウェアとソフトウェアのアップグレードサイクルを別々に管理することができます。これによりプロセスに対するより大きな柔軟性とコントロールを手に入れ、ATM PC コアのアップグレードをいっそう戦略的に行うことができます」

Kalignite Hypervisor は KAL から直接ご購入いただけます。また、銀行の現在のソフトウェアベンダーに KAL 製品の OEM バージョンをお問い合わせいただくこともできます。これは、KAL のハイパーバイザーテクノロジーを自社のソフトウェア製品に統合したいと考える ATM ハードウェア・ソフトウェアベンダー向けのオープン API 特別設計となっています。

KAL について

KAL は世界をリードする ATM ソフトウェア企業であり、エルステ、ING、Citibank、UniCredit、HSBC、中国建設銀行など世界のメガバンクに選ばれているサプライヤーです。KAL のソフトウェアは、銀行が ATM ネットワークを完全にコントロールすることを可能にすることで、コストを削減し、市場投入のスピードを速めます。

詳しくはwww.kal.comをご覧ください。

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