T-ICU、取締役に大嶽浩司教授就任(昭和大学病院副院長兼eICU室長)!早田和哲取締役CMO、ニック・バルア取締役も就任

プレスリリース発表元企業:T-ICU

配信日時: 2019-06-12 12:00:00

日本初の専門医による遠隔集中治療ソリューションを提供する事業会社T-ICUは、今月付で大嶽浩司氏が当社取締役の就任が決まりましたことをお知らせします。大嶽氏は昭和大学病院のeICU室長として日本初の遠隔集中治療を2018年4月より実施しています。
今回の大嶽氏の取締役就任によりアカデミック初の大嶽教授と事業会社初の当社とが遠隔集中治療普及に向けて、強力タッグを組んで推進していくことが期待されます。

併せて、早田和哲氏およびニック・バルア氏も当社取締役に就任することが決まりました。早田氏は、アストラゼネカ社在籍時に、多くの病院のICUを訪問した経験と、マーケティングの経験から、当社のCMO(最高マーケティング責任者)としてマーケティング機能の強化を指揮します。バルア氏は豊富な海外経験と、そこから培った人脈など当社海外展開の水先案内人的な役割を期待しています。



【略歴】
◆大嶽浩司 博士(おおたけひろし)
[画像1: https://prtimes.jp/i/33988/8/resize/d33988-8-548842-0.jpg ]


東京大学医学部卒業
セントビンセント病院(オーストラリア) 心臓・胸部麻酔フェロー
国立小児医療センター(アメリカ) 小児麻酔フェロー
ジャクソン記念病院/マイアミ小児病院(アメリカ) 小児麻酔フェロー
シカゴ大学ビジネススクールMBA課程卒業
マッキンゼー・アンド・カンパニー 経営コンサルタント
帝京大学医学部 国際教育研究所 准教授/麻酔科兼任
自治医科大学 地域医療政策部門 准教授/麻酔科兼任
昭和大学医学部麻酔科学講座教授(現職)
昭和大学病院副院長兼eICU室長(現職)

世界麻酔学会 規約委員
国際麻酔研究学会 理事
日本麻酔科学会 常務理事
臨床麻酔学会 理事
遠隔ICU調査研究ワーキンググループメンバー
日本小児科学会 医療安全委員会 委員
日本小児麻酔学会 理事
全国医学部長病院長会議 大学病院の医療事故対策委員会 委員
日本医療安全調査機構 医療事故調査・支援事業運営委員会 委員東京オリンピック・パラリンピックに係る救急災害医療体制検討合同委員会 委員

◆早田和哲(はやたかずあき)
[画像2: https://prtimes.jp/i/33988/8/resize/d33988-8-195768-1.jpg ]


関西大学 社会学部産業心理学専攻
英国ウェールズ大学MBA

アストラゼネカ株式会社
クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社
Veeva Japan 株式会社

◆ニック・バルア 博士 (Dr. Nick Barua)
[画像3: https://prtimes.jp/i/33988/8/resize/d33988-8-986861-2.jpg ]


イェール大学(宇宙物理学)
ハートフォードシャー大学Ph.D

NASA (宇宙物理学者)
Microsoft Corporation (ソフトウェア開発)
Max Mara (デザイナー)
神戸情報大学院大学 事業開発室室長(現職)
スウィフト・エックスアイ株式会社 最高戦略責任者(現職)

【「集中治療」「遠隔集中治療」とは】
救急搬送後応急処置が行われ容体が一旦安定した患者様や、大きな手術を受けた後の患者様など重症患者の予後を管理する集中治療室は、全国で約1,100(※1)あります。1,100室の内、約300室には5人から10人の集中治療専門医が在籍していると言われていますが、残りの800室には専門医が在籍していません。その理由の一つが、日本に約32万人いる医師の中で、集中治療専門医は0.5%、約1,600人と数が少ないことが挙げられます。
その専門医が、たとえ病院にいなくても、遠く離れていても、様々なコミュニケーションツールを使って「遠隔」で治療に関与することが出来ないかと考えられたのが「遠隔集中治療」です。
(※1 総務省統計局 2014年 医療施設(静態・動態)調査より

【遠隔集中治療の重要性】
重症患者管理は集中治療専門医の関与が大きいほど診療成績が良いと報告されていますが、日本では専門医の絶対的・相対的不足から、集中治療専門医が全く勤務していない施設も多数存在します。そのため専門医ではない医師が集中治療の診療に関わらざるを得ない状況となっています。そうした現場を医師として立ち会ってきたT-ICU代表中西は、集中治療専門医がチームとなり、遠隔から24時間体制で生体情報(心電図、X線、採血データ等)を監視し、早期に的確な治療方針を提案することにより、重症患者を急変させることなく、予後の改善をサポートすることができるのではないかと考えました。そこで、2016年に遠隔集中治療を主な事業とするT-ICUを立ち上げました。
今後、遠隔集中治療が発展・普及すれば、医療の地域格差は緩和され、より多くの重症患者様を救うことに繋がるのではと期待しています。

【株式会社T-ICU】
所在地: 兵庫県芦屋市大桝町3-13
設立: 2016年10月
事業内容:集中治療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
代表取締役社長:中西 智之(1976年4月10日生)
資本金: 1,750万円
URL: http://www.t-icu.co.jp/


<本件に関するお問い合わせ>
株式会社T-ICU 取締役COO 小倉
contact@t-icu.co.jp

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