サイバーリンク、CEO ジャウ・ホァン博士が COMPUTEX 2019 にて AI 顔認識技術の未来をスピーチ

プレスリリース発表元企業:サイバーリンク株式会社

配信日時: 2019-06-05 14:00:00


最先端の AI 顔認識技術を提供するサイバーリンクの最高経営責任者 (CEO) ジャウ・ホァン博士は、COMPUTEX フォーラムの AIoT セッションにて、エッジベースの AI 顔認識の将来についての考えを共有し、サイバーリンク の FaceMe(R) AI 顔認識エンジンを使って、AIoT 開発者がスマートリテール、スマートセキュリティなどのアプリケーションの改革にどのように役立つかを示すケーススタディを紹介しました。



台湾 台北(2019年6月5日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)。台湾で行われた「COMPUTEX 2019」 は、世界的な技術を誇る企業のリーダーが、最新の技術を紹介し、テクノロジーの未来を私たちに見せてくれました。

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AI 顔認識とエッジコンピューティングは、現在最も注目されている 2 つのテクノロジートレンドです。ほとんどの IoT アプリケーションは、リアルタイムですばやい顔認識を必要とし、クラウド上で処理される顔認識よりも高速・高効率でより優れた処理性能を提供するエッジベースのソリューションを必要とします。サイバーリンクの FaceMe(R) は、最先端の技術を駆使した AI 顔認識エンジンであり、最大 98.5% の本人認識率(TAR)を誇る世界トップクラスのソリューションを提供します。Windows、Linux、Android、iOS をはじめとするその他多くの OS に柔軟に対応し、クロスプラットフォームで動作するため、既存および新規のハードウェアやシステムプロバイダに、顔認識ソリューションを迅速に統合することができます。

サイバーリンク最高経営責任者 (CEO) ジャウ・ホァン博士 (Dr. Jau Huang) は以下のようにコメントしています。「顔認識とエッジコンピューティング技術は急速に進化し、成熟し、現在最も重要な AI トレンドのひとつです。エッジデバイスにおいて OS の制限をなくすことで、顔認識の処理速度が大幅に向上し、クラウドコンピューティングによる遅延の問題を解決できます。サイバーリンクの FaceMe(R) は、アメリカ国立標準技術研究所の顔認証技術ベンチマークテスト(NIST FRVT 1:1)や、MegaFace Challenge などの世界的なコンテストにおいて、正確で高速なトップクラスの顔認識エンジンの 1 つにランクされています。」

ジャウ・ホァン博士はスピーチの中で、AIoT アプリケーションにおける多数の FaceMe(R) の成功事例を共有しました。スマートリテールの場合、顧客の訪問回数、年齢、性別、満足度などの統計を収集し、訪問者を VIP ゲストやブラックリストに登録して管理するのに役立ちます。また、FaceMe(R) をサービスロボットに統合し、顧客の到着を識別して歓迎し、バーチャルコンシェルジュのように方向案内などの役立つ指示を提供することができます。2D / 3D カメラによる FaceMe(R) のなりすまし防止機能は、不正アクセスに対する保護を大幅に強化し、信頼性の高いスマートセキュリティと銀行取引を可能にします。 法執行システムなどのより広い展開においては、FaceMe(R) は、顔のデータをエッジデバイスからすばやく取得してサーバーに送信し、顔の特徴点を分析できるハイブリッドアーキテクチャをサポートしています。

FaceMe(R) の発売から 1 年足らずで、サイバーリンクはハードウェアメーカー、ソリューションプロバイダー、システムインテグレーターを含む 100 以上のグローバルパートナーと提携し、複数の IoT / AIoT シナリオにわたってテクノロジーを展開してきました。FaceMe(R) は、その革新的で優秀な機能が評価され、COMPUTEX d&i賞を受賞しました。

■COMPUTEX フォーラム - サイバーリンク 「最先端の顔認識技術:the Future is Now」
YouTube で視聴 (02:05:35 から開始):https://bit.ly/2QJgdtD
演説者:サイバーリンク CEO ジャウ・ホァン博士

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■日本では、2019年6月12日(水)から 14日(金)まで、幕張メッセで開催される「デジタルサイネージジャパン」に出展し、AI 顔認識 SDK「FaceMe(R)」および、FaceMe を使った各社のソリューションを紹介いたします。

開催概要
名称:デジタルサイネージ ジャパン(DSJ) 2019
会期:2019年6月12日(水)~ 14日(金)
   12日(水) 10:30~18:00、13日(木) 10:00~18:00、14日(金) 10:00~17:00
会場:幕張メッセ(国際展示場/国際会議場)
主催:デジタルサイネージ ジャパン 実行委員会
公式サイト:https://www.f2ff.jp/dsj/
小間番号:7C23
同時開催
Interop Tokyo / Connected Media Tokyo / ロケーションビジネスジャパン / APPS JAPAN

■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くコンピュータ・ソフトウェアメーカーです。 デジタルメディアの作成、再生、共有などのアプリケーションの開発を行っており、欧米をはじめ世界各国で、一般ユーザーに高解像度映像の再生、簡単かつプロ並みのビデオ、写真編集の体験を提供しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウエアの開発を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのハードウェアメーカーにバンドル採用いただいています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。


■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

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