ファシリティドッグのアニーがメラニア・トランプ米大統領夫人と安倍昭恵内閣総理大臣夫人に面会しました!

プレスリリース発表元企業:特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ

配信日時: 2019-05-29 11:58:16

認定NPO法人シャイン・オン・キッズ(http://sokids.org/ja/)の理事長キンバリ・フォーサイス及びファシリティドッグ・アニーとハンドラーの森田優子(神奈川県立こども医療センター配属)は、5月27日、迎賓館にて、安倍昭恵内閣総理大臣夫人お立ち会いのもと、アメリカ合衆国 のメラニア・トランプ大統領夫人に面会しました。



アメリカ出身の理事長のフォーサイスが、約16年前、日本在住の際に息子のタイラーを白血病で亡くした事をきっかけに日本の小児がんや難病の子ども達をサポートするNPOを立ち上げた経緯、アメリカ発のファシリティドッグ・プログラムにより日本の入院中の多くの子ども達を支えていること、さらにこれまで日本在住の多くのアメリカ企業やアメリカ人コミュニティからの寄付を元に、静岡県立こども病院に日本で初めて導入したこと、などをご説明しました。
また過去に小児がんや難病のために静岡県立こども病院及び神奈川県立こども医療センターに入院し、初代ファシリティドッグのベイリーや現役のアニーに支えられた元患者様3名も同席しました。ファシリティドッグがいたことで入院生活が前向きになり勇気を持って病と闘うことが出来たとメラニア夫人にお伝えしました。
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写真提供:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_004999.html


面会中には、看護師資格を持つハンドラーの森田優子がハワイ州で過去3回研修を受け日本で活躍していることもあり、アメリカ・ハワイ州の育成団体からの多大なる協力に感謝の意を表しました。
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今回の面会に関して理事長のフォーサイスは以下のように述べています。
「メラニア・トランプ大統領夫人との面会の機会をいただき誠に光栄です。団体を代表して心より感謝申し上げます。またこのような機会を作ってくださった安倍総理夫人と関係各所の皆様にも深謝致します。両国のファーストレディーとの面会をきっかけに、両国民及び世界中の方々にこのファシリティドッグの素晴らしさに関心を持っていただき、ご支援いただければ幸いに思います。シャイン・オン!キッズは、今後さらに多くの小児がんや難病の子ども達とその家族をサポートするよう尽力致します。日本国内だけでなく、アメリカ及び世界中でファシリティドッグが認知され闘病中の子供達に少しでも笑顔が届きます事を願います。」

ファシリティドッグとは
病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。 看護師経験のあるハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。
日本ではまだ、シャイン・オン!キッズが派遣する静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターにしか存在しません。
ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
ファシリティドッグプログラムは、歯の妖精「TOOTH FAIRY」プロジェクト(日本歯科医師会協賛・日本財団実施)をはじめ、多くの企業、団体、個人のご支援により運営しています。

ファシリティドッグは現在国内2病院にて活動中
静岡県立こども病院 :鈴木恵子&ヨギ(オス・2011 年 6 月 18 日生まれ)
神奈川県立こども医療センター:森田優子&アニー(メス・2016年 3月 27 日生まれ)
※名誉ファシリティドッグベイリー(オス・2007年12月14 日生まれ)

ファシリティドッグ活動の経緯
2008年 4月 フォーサイス理事長主導のもと、ファシリティドッグ日本導入プロジェクトを開始
2009年 11月 プログラムリーダーに森田就任、静岡県立こども病院で試行開始
2010年 1月 静岡県立こども病院に正式導入
2012年 7月 神奈川県立こども医療センターに導入
2017年 9月   神奈川県立こども医療センターに後任犬着任(2頭体制)
2018年 10月  初代ファシリティドッグ・ベイリー引退
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認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズとは
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年13年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子ども達は、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスと闘っています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面ではまだ立ち遅れています。長くつらい入院治療中でも、子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを20病院に導入、ファシリティドッグとハンドラーを2病院に派遣、2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。http://sokids.org/ja/

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