HIMAC25周年記念講演会「重粒子線がん治療」を6月5日に東京国際フォーラムにて開催

プレスリリース発表元企業:国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

配信日時: 2019-05-20 17:22:29

~がん死ゼロ健康長寿社会を目指しHIMACから「量子メス:Quantum Scalpelへ~

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長:平野俊夫、以下「量研」)は、2019年6月5日(水)に「HIMAC25周年記念講演会 重粒子線がん治療-がん死ゼロ健康長寿社会を目指して-」を開催致します。1994年6月に臨床試験を開始した重粒子線がん治療は、2016年には一部のがん疾患において保険診療も可能となり、登録患者数は11,000人を超えてますます増加しています。本講演会では、日本において重粒子線がん治療が保険収載に至るまでの経緯や世界に広がってきたあゆみをご紹介するとともに、量研が目指すがん死ゼロに向けて、これからの重粒子線がん治療を展望します。
【HIMAC25周年記念講演会ウェブサイト】https://www.himac25.com/



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詳細
量研からの講演では、日本の重粒子線治療の黎明期から現在に至るまでの治療及び装置開発のあゆみ、今後の更なる開発についてご紹介します。特別講演では、ご自身もがんサバイバーで日本対がん協会会長の垣添 忠生氏をお迎えし、がんと向き合った人の生き方を重粒子線治療とからめてご紹介いただきます。また、パネル討論では国内で重粒子線治療を行っている施設、行政、マスメディア、患者、それぞれの立場から重粒子線治療に対するご意見や期待するものを伺いながら、重粒子線治療の今後を皆様と考える場にしたいと存じます。

プログラム
12:00受付
13:00~13:20 開演・開会挨拶・来賓祝辞
13:20~14:50 重粒子線がん治療25年のあゆみ
  <講演1>量子メス:Quantum Scalpel がん死ゼロ健康長寿社会の実現に向けて~量研の戦略~
   平野 俊夫(量子科学技術研究開発機構理事長)
  <講演2>世界のHIMAC25年のあゆみ
   辻井 博彦(量子科学技術研究開発機構QST病院副病院長)
  <講演3>臨床試験から保険収載まで
   辻 比呂志(量子科学技術研究開発機構QST病院病院長)
14:50~15:30 特別講演
  高齢社会をイキイキと生きる
   垣添 忠生(日本対がん協会会長)
15:30~15:50 休憩
15:50~17:00 パネル討論会
 「がん死ゼロに向けて重粒子線治療に期待するもの」
  コーディネーター
   鎌田 正(神奈川県立がんセンター重粒子線治療センター長)
  パネリスト
   中川原 彰(佐賀国際重粒子線がん治療財団理事長)
   高橋 真理子(朝日新聞科学コーディネータ)
   鈴木 康裕(厚生労働省医務技監)
   田倉 智之(東京大学大学院医学系研究科特任教授)
   坂下 千瑞子(東京医科歯科大学特任教授)
17:00~閉会挨拶

実施概要
イベント名:HIMAC25周年記念講演会 重粒子線がん治療-がん死ゼロ健康長寿社会を目指して-
開催日:2019年6月5日(水)
会場名:東京国際フォーラム(ホールB7)
アクセス:東京都千代田区丸の内3丁目5番1号JR線有楽町駅(国際フォーラム口)より徒歩1分・地下鉄有楽町線有楽町駅(D5出口、B1F地下コンコースにて連絡)
申し込み方法:ウェブサイト(https://www.himac25.com/)、またはFax(03-6715-5120)にて6/4まで申し込み受付
※定員になり次第締め切らせていただきます
参加費:無料

量子科学技術研究開発機構について
【機関概要】
機関名:国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
所在地:千葉県千葉市稲毛区穴川4丁目9番1号
代表者:平野 俊夫(理事長)
設立:放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構の一部が統合して2016年4月1日付で発足
URL:https://www.qst.go.jp/
事業内容:重粒子線などによるがんの治療や、放射線の人体影響や医学利用、放射線防護や被ばく医療などの研究、量子ビームによる物質・材料科学、生命科学等の先端研究開発、高強度レーザーを利用した光量子科学研究、核融合エネルギー研究開発

【お客様からのお問い合わせ先】
テストイベント企画HIMAC25周年記念講演会運営事務局
TEL:03-6715-4717
e-mail:info-main@himac25.com

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