【日本の女性ファッション雑誌ランキング発表】初の1位『otona MUSE(オトナミューズ)』2位『sweet(スウィート)』宝島社が9年連続ファッション誌トップシェア!

プレスリリース発表元企業:株式会社 宝島社

配信日時: 2019-05-16 22:52:09

史上初!同編集長が手がけるファッション雑誌がトップ2に



 一般社団法人日本ABC協会より、2018年下半期(7~12月)の雑誌販売部数が2019年5月16日(木)に発表されました。同協会に参加する月刊女性ファッション雑誌の販売部数において、株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)が発行する『otona MUSE(オトナミューズ)』(179,732部)が前年同期比(2017年7~12月)伸長率127%と部数を伸ばし、書店・コンビニの実売で初の1位『sweet(スウィート)』(178,073部)が2位となりました。また、宝島社はファッション誌の市場占有率が28%となり、9年連続でトップシェアを獲得しています。(※)

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         『otona MUSE』6月号(宝島社)  『sweet』6月号(宝島社)
 
 今回、初の1位となった『otona MUSE』は、2014年3月に創刊。『sweet』で活躍したモデルをはじめ、編集部、スタイリスト、プレスなどのスタッフが40代となり、「おしゃれが本当に好きな大人が読みたい雑誌を作りたい」との想いから『sweet』の編集長が立ち上げました。同編集長の手がける2誌が1位と2位に並ぶのは史上初のことです。
 ほかにも、美容誌では『& ROSY(アンド ロージー)』が前年同期比(2017年7~12月)伸長率112%、
モノ雑誌では『MonoMax(モノマックス)』が8年連続で実売1位と好調です。
 
 宝島社は2010年以降、『リンネル』『GLOW(グロー)』『大人のおしゃれ手帖』『otona MUSE』『& ROSY』『MonoMaster(モノマスター)』の6誌を創刊。新たな雑誌を創刊することで、常に新しい価値観、ライフスタイルを提案するとともに、新市場を創出・開拓してまいりました。今後も雑誌出版のリーディングカンパニーとして、業界を盛り上げていくことに尽力してまいります。
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女性ファッション誌2トップ 『otona MUSE』『sweet』の歩み


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編集長に聞きました!『otona MUSE』『sweet』2誌を手がけています!

この20年で『sweet』がもたらした変化

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 『sweet』が創刊された2000年前後の働く女性の通勤着は、現在とはかなり違っていて、ジャケットにシャツ、タイトスカート、センタープレスのパンツ
といった、かなりフォーマルな服装が求められていたように思います。20代のOLをターゲットとする多くのファッション誌が誌面で提案していたスタイルも、今振り返ってみると、だいぶ「きちんと」してましたよね。1999年に創刊した後発誌である『sweet』は並み居るメジャー誌に対抗するために、なにか個性を打ち出す必要があって、そんな中ひねり出したのが、「ワンピース」というアイテムを大プッシュすることでした(本誌ではワンピースを「ドレス」と言っていますが)。当時はブランドの展示会でも、ドレスは冠婚葬祭用の ものが会場の隅の方に1ラックあるかないかで、日常的にドレスを着る、という習慣はほとんどなかったんです。ただ、ドレスって本当に万能で、通勤はもちろん休日のお出かけ、目上の人との食事やデート(あ、合コンもか)、あらゆるシチュエーションで着られるうえに、コーディネートの必要がないから楽、そして、女のコを絶対的に可愛く見せてくれる、と「ラクとトク」が詰まってるアイテムなんですよ。そこで、これは読者が食いつくはず、と『sweet』のシグネチャーアイテムに据えました。今では市場も大きく変化し、ドレスの型数もバリエーションも多彩。『sweet』が大部数の雑誌へと成長する中で、ファッションブランドや女性たちの服装へも影響を与えていくことができたのは、この20年の中でも印象的な出来事です。

『otona MUSE』の創刊へ
 『sweet』に携わって10数年が経った頃、気づけば「仕事も家庭もおしゃれもぜんぶあきらめない!」という、パワフルで強欲で美しくて、生きることに努力を惜しまない女性たちが周りに溢れていました。年齢を重ねて、こんなにも魅力的で吸引力のある人たちが存在するならば、彼女たちをロールモデルにした雑誌を作らなくてはと思い、立ち上げた雑誌が『otona MUSE』です。幸いなことに誌面で提案する女性像や世界観に共感してくださる方が多いことにホッと胸をなでおろしています。『sweet』読者であった方も含めて、女性が年齢を重ね、大人になっていくことを心から楽しめる、そんな女性がもっともっと増えたらいいなと思っています。


編集長 渡辺佳代子(わたなべ・かよこ)プロフィール
1971年生まれ。明治大学卒業後、角川書店などを経て1997年、宝島社に入社。
『CUTiE(キューティ)』編集部を経て、1999年、20代で『sweet(スウィート)』の編集長に抜擢されると、
同誌を100万部超の販売部数を誇るファッション雑誌へと育て上げる。ファッション誌の付録にブランドアイテムを採用した先駆者としても知られる。現在は2014年創刊の『otona MUSE』編集長も兼務。

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