<新製品>既存カバーを交換して生産効率をアップ 圧縮長が18%コンパクトになったヨロイカバー「ダブル・フォルド(W-FOLD)」2019年5月20日(月)より新発売

プレスリリース発表元企業:株式会社キャプテンインダストリーズ

配信日時: 2019-05-09 11:00:00

ダブル・フォルド(W-FOLD)

PCV板を廃止

世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売する株式会社キャプテンインダストリーズ(東京本社:東京都江戸川区、取締役社長:山下 宏)は、ドイツHEMA社が新開発した従来品では必須であったベローズとラメラをサポートするPVC板を無くすことで圧縮時の長さを18%縮小しコンパクト化に成功したステンレス製ヨロイカバー(※1)の新製品「ダブル・フォルド(W-FOLD)」を、2019年5月20日(月)より当社販売網をいかし金属加工の多い自動車部品、金型加工業者などのもの作り企業をターゲットに販売開始いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/183142/LL_img_183142_1.jpg
ダブル・フォルド(W-FOLD)

※ダブル・フォルド紹介URL: https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178


昨今の工作機械は高加減速化や微小移動化など進化が早く、特に省スペースを考慮しコンパクト化の傾向にあります。摺動面・機械内面の保護に使われているスチール製保護カバーでは対応が難しくなってきたためか、お客様の声として「よりコンパクトな金属カバーを探している」という話が多く聞かれるようになってきています。
当社はその様な需要に対応するため“ただ単に「カバーで保護すればいい」という発想ではなく「カバーも重要な機構部品」のひとつである”との考えのもと、以前からベローズにステンレスの板が付いたステンレス製ヨロイカバー「FASTAF」などの各種商品をHEMA社と共同開発し販売・ご提案しておりますが、この度新発売いたします「ダブル・フォルド」は、これらを進化させた新商品となります。

従来品「FASTAF」ではベローズとラメラをサポートするためにPVC板の支えが必須でした。「ダブル・フォルド」は、徹底的に無駄を省いたリーン設計と新素材(PP)を採用することでPVC板を無くすことに成功しました。
それにより最大伸び量(L max)は同長であっても、ジャバラの折数を-25%、吊りローラー数を-40%、圧縮時の長さ(L min)を-18%減少したコンパクト化を実現しました。

高速・高加速度加工に対応するステンレス製のヨロイカバー「ダブル・フォルド」導入で、コンパクトに工作機械設計することができます。
既存カバーをコンパクトかつ耐摩耗性の高いステンレス製カバーに交換することで、工作機械のコンパクト化、コストダウンを図ることができます。


■ダブル・フォルド動画
・FASTAF紹介: https://www.capind.co.jp/product/hema_fastaf.php
・FASTAF動画: https://www.youtube.com/watch?v=3ETkwIfevZc
・FASTAF動画: https://www.youtube.com/watch?v=fOfxF2gO2x8


※1:ヨロイカバーとは、金属加工時の切屑・切粉や溶接時に飛散する微粒子(スパッタ)避けとして有効な工作機械用カバー。ジャバラ状の上面に金属製のヨロイ状カバーを取り付けることで異物の侵入を防ぐトラブル対策の必須部品。


<特徴>
・サポートPVC板がない
・新素材(PP)を採用
・圧縮時の長さ(L min)を-18%減少=コンパクト、L max拡張幅が増加
・ジャバラ折数-25%、吊りローラー数が-40%減少、ラメラ予圧が向上
・ベローズに高硬度ステンレスを組み合せたカバー
・優れた成型技術で超大ストロークレールにも対応可能
・スライド機構及び同期機構採用で快速にシフト
・シート材質がPPのみ、ストレート形状のみ、幅2000mmまで対応可能
・低騒音、長寿命、カスタマイズ生産が可能


<主に要求される機能>
●高速・高加速性 ●走行安定性 ●耐クーラント性 ●耐久性 ●耐油性 ●耐切粉性 ●耐スパッタ性 など


<ドイツHEMA社と当社について>
2000年以来ドイツHEMA社と当社は、機械の高速、高精度化を考え共同開発を継続。機構技術に基づき従来では困難であったフレキシブルなヨロイカバーの応力分析、慣性力の影響、摺動抵抗の分析、機械工学、構造力学を屈指し今までにないカバー開発に取り組んでいます。この技術提携により早いプロトタイプ製作やカスタマイズを行うため研究開発部門を国内に設立し国産化も行う。


従来品との比較 : https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178#section01
従来品との諸元比較 : https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178#section02
従来品との拡張幅比較: https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178#section03
耐久テスト結果 : https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178#section04
耐久テスト仕様図面 : https://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=178#section05


【出荷開始】 2019年5月20日(月)
【販売目標】 初年度200台
【販売価格】 非公開


■会社概要
社名 : 株式会社キャプテンインダストリーズ
所在地: 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-8-8 キャプテンビルディング
代表者: 取締役社長 山下 宏
資本金: 9,800万円
URL : https://www.capind.co.jp/


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