徳山事業所 高効率ナフサ分解炉建設起工式を開催 省エネルギー型設備の導入を推進します
配信日時: 2019-04-26 12:35:43
出光興産株式会社(トレードネーム:出光昭和シェル、以下当社)は、4月25日(木)徳山事業所(所在地:山口県周南市、所長:八山 光秀) にて従来比約30%の省エネルギー効果がある高効率型ナフサ分解炉の建設起工式を行いました。
徳山事業所は、1957年に出光初の製油所として操業を開始し、1964年に石油化学工場を立ち上げました。現在は周南コンビナートを形成する中核企業として、国内生産量約11%のエチレンを生産しコンビナート各社へ安定供給するとともに、競争力強化に向けた取り組みを行っております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23740/165/resize/d23740-165-754430-3.jpg ]
ナフサは粗製ガソリンとも呼ばれる石油製品のひとつで、分解炉を経由し熱分解することでエチレンやプロピレンといった石油化学製品の基礎原料となります。
当社は装置の高効率化によるコスト競争力の強化を目的として、エチレン製造装置内にある旧型のナフサ分解炉二基を高効率ナフサ分解炉一基へ更新することを決定し、このたび建設起工式を行いました。本装置の完成予定は2020年中です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23740/165/resize/d23740-165-940769-2.jpg ]
なお本件は、工場の省エネルギー化を支援する経済産業省の「平成30年度 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」に採択されています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23740/165/resize/d23740-165-359355-5.jpg ]
当社は、今後も事業活動に伴う環境負荷の低減に努めるとともに、地球環境と経済が調和した地域社会の形成への貢献を目指します。
以上
※高効率ナフサ分解炉は原料を短時間で熱分解することで、エチレンの得率を高め、熱効率を向上させます。これにより、従来の分解炉によるエチレン生産時と比較し約30%の省エネルギー効果が発揮できます。
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