パンパース、アリエール、ハーバルエッセンスなど、P&Gの有力ブランドが責任ある消費における主導的地位を強化

プレスリリース発表元企業:Procter & Gamble

配信日時: 2019-04-26 21:58:00

パンパース、アリエール、ハーバルエッセンスなど、P&Gの有力ブランドが責任ある消費における主導的地位を強化

パンパース、アリエール、ハーバルエッセンスなど、P&Gの有力ブランドが責任ある消費における主導的地位を強化

(パリ)- (ビジネスワイヤ) -- ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(NYSE:PG)は本日、社会と環境への好影響を高めるために、当社有力ブランドが「ブランド2030」基準を通じて実行しているロードマップと活動の詳細を明らかにしました。本日、サステナブル・ブランド・パリ会議で、当社上級役員は、P&Gが毎日サービスを提供している50億人の消費者に責任ある消費を奨励して実現するためのイノベーション戦略を含む将来を見据えた枠組みを発表しました。パンパース、アリエール、ハーバルエッセンスなどのP&Gブランドは、持続可能なライフスタイルを促す行動と取り組みから成るこうした枠組みの導入を進めています。

P&Gのマーク・プリチャード最高ブランド責任者は、次のように述べています。「消費者はもはや持続可能なライフスタイルのために品質で妥協することを望まなくなっています。そして、世界が直面しているいくつかのきわめて複雑な問題の解決について、ブランドが意味のある行動を取るべきだと考えています。P&Gが当社ブランドの展開規模と影響力を大義と成長の推進力として活用するために、マーケティング活動の刷新に注力しているのには、こうした理由があります。P&Gは当社ブランドに対し、価値の成長と創出を実現しながら、社会と環境に対して測定可能で長期的な好影響を与えることを望んでいます。」

ブランド2030基準は2つの領域から成り、それぞれに「大義のための力と成長のための力」となることを目的とする行動が具体化されています。

ブランド・アンビション:ブランドは社会または環境に関する戦略的な方針を消費者の体験の中心に据え、ブランド独自の有意義な貢献を果たせる社会的課題に取り組みます。 ブランド・ファンダメンタルズ:ブランドは製品とパッケージに革新技術を取り入れ、社会的・環境的な持続可能性を促進するためにブランドの影響力を利用し、原料と安全科学について透明性を高め、またサプライチェーンによる負荷を軽減します。 P&Gの有力ブランドがこれまでにブランドのアンビションの表明とプランの実行を通じてどのように基準を取り入れてきたかの事例を、以下に紹介します。

アリエールのアンビションは、製品、サービス、パッケージの技術革新を進めることで、エネルギーや水などの影響の大きい主要領域でリソースの消費を50%削減し、洗濯を改良します。アリエールのファンダメンタルズには、2022年までにすべてのアリエール製品パッケージをリサイクル化し、2025年までにパッケージのプラスチックの30%を削減する取り組みなど、本日発表された最新のパッケージ方針が含まれます。加えてアリエールは、男性も女性も家事仕事を平等に分担しようというメッセージを伝えるフランスの「Partage des taches」インドの「Share the Load」などのキャンペーンを通じ、平等な未来を形作る一助としてその影響力を活かしています。

ハーバルエッセンスのアンビションは、自然が持つ前向きな力をあらゆる人が体験できるよう、人と地球に恩恵をもたらす生物多様性の保護を実現することです。さらにハーバルエッセンスは、原料に関する広範な情報共有、4ステップの安全プロセスの明快な説明、動物愛護団体PETAによるクルエルティフリー・ブランド認定で、目標達成を推進しています。ハーバルエッセンス「ビオリニュー」は世界的ブランドのヘアケア製品では初めて、製品の植物性成分について、植物に関する一大権威であるキュー王立植物園の承認を受けました。またハーバルエッセンスはその影響力を生かして、ブランド最大の市場である米国で、視覚障害のある人たちに役立つデザインのパッケージビーチプラスチック製ボトルの導入も進めています。

パンパースのアンビションは、医療専門家、親、非政府組織と協力して、数百万人の赤ちゃんに健全で健康的な発達の機会を提供することです。パンパースはP&Gのブランド2030ファンダメンタルズの一環として、以下の具体的な行動を含む「大義のための7つの行動」を導入しています:おむつ期間中に使用されるおむつの材料を赤ちゃん1人につき30%削減1することを目指し、おむつ製品の持続可能性向上のための技術革新を継続します/技術革新と効果の高い材料の使用により、パンパースは同一の乾燥状態におけるおむつの平均重量を過去3年間で18%削減2しました/おむつとおしりふきのリサイクル3を率先し、2021年までに3都市でリサイクル施設を開設するべく尽力しています/ユニセフとの提携により、パンパースは24カ国で母子破傷風の排除を支援してきました。2019年3月にはさらに1カ国、チャドで破傷風の排除を達成し、2006年以来およそ8万8000人の新生児の命4が救われました。

サステナブル・ブランドのコアン・ヴィコレン・スクルジニアズ最高経営責任者は、次のように述べています。「ブランド2030基準は、個々のブランドが責任ある消費を実現することの意味を定義づけることにより、ブランドの指導者層に対してリーダーシップを示しています。この基準は、ブランドが出資する単独のコーズ・マーケティング・イニシアチブや各種マーケティングのほんの一部の活動とは異なり、有意義で測定可能な社会的・環境的影響をブランドの全体的な戦略と体験の細部にまで長期的に統合することを徹底させます。」

P&Gのヴァージニー・ヘリアス最高持続可能性責任者は、次のように述べています。「何社かの外部関係者の助力を得て、この基準を策定しました。P&Gでは、SDG12をブランドにとって目に見える形にし、責任ある消費を次のレベルに引き上げるための進捗を加速させる、説得力のある基準を作りたいと考えました。各ブランドと共に世界の50億人にサービスを提供していることで、P&Gには優れた製品の性能で人々に喜びを与えるだけでなく、対話を進め、風潮に影響を与え、行動に変化を起こし、多くの人にとって持続可能なライフスタイルを世界規模で現実にする、当社独自の機会と責任が与えられているのです。」

P&Gの企業市民活動について

当社の企業市民活動プログラムは国際連合の持続可能な開発目標に則しており、倫理と企業責任、環境的な持続可能性、地域社会への影響、ジェンダー平等、多様性と包摂性に重点を置いています。ブランド2030基準は、全社プログラムに加えて各ブランドに与えられた要件です。P&Gの企業市民活動について詳述した2018年企業市民活動報告書は、こちらでご覧いただけます。

プロクター・アンド・ギャンブルについて

P&Gはそのブランドを通じて世界中の消費者に奉仕しています。信頼される高品質のトップブランドが、当社の世界的に強力なブランド群を構成しています。当社ブランドには、オールウェイズ、アンビピュア、アリエール、バウンティ、シャーミン、クレスト、ドーン、ダウニー、フェアリー、ファブリーズ、ゲイン、ジレット、ヘッド&ショルダーズ、レノア、オーレイ、オーラルB、パンパース、パンテーン、SK-II、タイド、ヴィックス、ウィスパーがあります。P&Gコミュニティーは、世界の約70カ国で事業を展開しています。P&Gとそのブランドについての最新ニュースと情報は、http://www.pg.comをご覧ください。

サステナブル・ブランド・パリについて

サステナブル・ブランドは世界で初めての、イノベーションと持続可能性を重視するブランドと組織のためのコミュニティーです。CSRにおいて世界で大きな影響力を持つブランドが2019年4月23~25日に初めてフランスに集結します。会議にはブランドの取り組みを刷新し、新たな視点を持つための破壊的なフォーマットが含まれます。

1 通常の使い捨ておむつとの比較
2 2016年にパンパースで最も売上の多かったおむつとの比較
3 P&Gとアンジェリーニ(イタリアでのパンパース製造企業)のジョイントベンチャーのフェイターが発明したリサイクル技術
4 WHOとユニセフの推計値に基づく(2019年2月時点)

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