東寺と凸版印刷、東寺で体験型アートイベント開催

プレスリリース発表元企業:凸版印刷株式会社

配信日時: 2019-03-20 14:35:04

重要文化財「灌頂院」でVR・AR技術で体験するデジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」を2019年4月1日から開催

 真言宗総本山 教王護国寺(東寺)(所在地:京都府京都市、東寺長者:砂原 秀遍、以下 東寺)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 眞吾、以下 凸版印刷)は東寺伽藍(がらん)内の「灌頂院」と「観智院」、「講堂」の3か所で体験型アートイベント「東寺 曼荼羅EXHIBITION」を2019年4月1日(月)から開催します。
 今回、通常は非公開の重要文化財「灌頂院」を特別公開し、「灌頂院」において重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)」をVR・AR技術を活用した文化財とアートの神秘的な体験ができる、デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」を開催します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-314317-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-919825-1.jpg ]



■ 重要文化財「灌頂院」
 デジタル曼荼羅インスタレーション 「空海ノ光 テクノロジーと神秘」について
今回、「灌頂院」本堂内で行うデジタル曼荼羅インスタレーションは、重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)」と講堂に安置されている「立体曼荼羅」を組み合わせた映像をプロジェクタで壁面へ投影するとともに、光と反射の空間作品を創り出すアート集団「ミラーボーラー」による光の演出によって、曼荼羅の世界観を表現します。さらに、今回の展示のために踊絵師の神田さおり氏による光の作品を制作。バーチャル空間に描いた作品を、鑑賞者がお手持ちのデバイスにダウンロードした専用アプリ「東寺AR」(※1)を通して鑑賞することができます。本堂内のプロジェクションと光の演出、バーチャル空間に描かれた作品をあわせて、文化財とアートの神秘的な体験を提供します。

・ ミラーボーラー MIRRORBOWLER


[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-546577-2.jpg ]

 光と反射の空間作品を創りだすアート集団。 2000 年より活動を始める。 グラフィックデザイナー、写真家、美術家、照明技師など様々なジャンルのメンバーからなる。 数多くのミラーボールを使って創りだすその作品は、無数の反射と光を放つ神秘溢れる幻想的な空間を創る。 日本の文化・自然を慈しみ、そこから得られるインスピレーションを大切に 老若男女問わず人種・言語・宗教観をも越えた人の心に届く作品創りを目指す。

・ 神田さおり


[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-771367-3.jpg ]

 アクションペインティングとして、描いている肉体自ら絵の一部となり、踊りながら大画面を描き上げる踊絵師。”どんな闇にも必ず光が蘇る” その事を信じて祈りと繋がり踊描く舞台は儀式芸術と評価され、世界遺産/中城城跡(沖縄)、天河大弁財天社(奈良)、吉備津彦神社(岡山)等で奉納踊描を納める他、上海、アメリカ、インド他世界各地へ招聘される。2018年より #テクノロジーと神秘 [聖域]というコンセプトを掲げ、VR/ARテクノロジーと協働し、人間が本来もつ本能・神秘感覚を覚醒することを目指した現代アートプロジェクトを始動する。

■ 国宝「観智院 客殿」での映像展示
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-471682-4.jpg ]

 東寺所蔵の伝宮本武蔵筆「鷲の図」を活用した飛翔鷲図を上映します。観智院客殿障壁画「鷲の図」「竹林の図」は若き宮本武蔵が観智院に3年間蟄居していた際に描いたとされています。覇気迫る画技で描いた、今でも飛び立たんとする「鷲の図」。さらなる高みを極めた宮本武蔵の如く、描かれた鷲が現代の技術で空高く飛翔します。

■ 重要文化財「講堂」での映像展示
[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/192/resize/d33034-192-862059-5.jpg ]

 「講堂」内では、立体曼荼羅をVRで再現したVR作品『空海 祈りの形』(東京国立博物館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて3月27日(水)から公開)のダイジェスト映像を公開。講堂内の仏像が東京での特別展出展中のあいだ、VR作品で立体曼荼羅の魅力を紹介します。


■ 「東寺 曼荼羅EXHIBITION」 開催案内

重要文化財「灌頂院」 デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/192_1.jpg ]



国宝「観智院 客殿」
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/192_2.jpg ]



重要文化財「講堂」
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/192_3.jpg ]



*「灌頂院」、「観智院」、「講堂」の3か所個別に拝観料が必要です。

※1専用アプリ「東寺AR」
※特定のマーカーを読み込み、床を検知するとバーチャル空間にあらかじめ描かれたアート作品を鑑賞できる。さまざまな角度からの鑑賞、作品の中に入るようなARならではの鑑賞もでき、写真や動画での撮影も可能。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

PR TIMESプレスリリース詳細へ