2019年春の「歓送迎会」&「花見」動向を調査

プレスリリース発表元企業:株式会社リクルートライフスタイル

配信日時: 2019-03-13 11:00:00

「歓送迎会」の参加回数、予算は共に増加予測 想定支出金額は「花見」が2,351円/回(前年比-48円) 「歓送迎会」は4,000円/回(前年比+71円)の大台に



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株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調 査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、2019年春の「歓送迎会」「花見」についてのカスタマーアンケートを実施し、その動向を発表いたします。


<要約>

POINT1
今春の「歓送迎会」への参加、「増えそう」な人が増加に転じる
・2019年春の「歓送迎会」への参加回数の見込みは、「昨年並み」という回答が前年より微減し、増加派(「昨年より大きく増えそう」+「昨年よりやや増えそう」)が計9.8%(前年計9.3%)で微増した。
・2019年春の「花見」への参加回数の見込みは、「昨年並み」という回答が過去7年で年々増加し、今年が過去最多(89.0%)となった。増加派(「昨年より大きく増えそう」+「昨年よりやや増えそう」)が計8.6%(前年計9.0%)と6年連続して減少。
・「歓送迎会」は、30~60代男性が同年代の女性より増加派が多い傾向にあるが、 20代に限っては、増加派男性が18.2%に対して女性は18.7%と、女性が男性をやや上回った。
【参考】
2018年の参加率は「歓送迎会」が31.4%、「花見」が29.0%(3圏域計)。

POINT2
1回あたりの予算は「歓送迎会」で4,000円の大台
・「歓送迎会」 1人1回あたり想定予算は「3,000円~4,000円未満」(28.2%)が最も多く、続いて「5,000~6,000円未満」(27.9%)が多い。平均予算は4,000円(前年比+71円)で、過去2番目の高額予想。
・「花見」 1人1回あたり想定予算は「2,000円未満」(30.4%)が最多。平均予算は2,351円(前年比-48円)と2年ぶりに減少。

POINT3
「歓送迎会」の相手は「会社・仕事関係」が2年連続増加の予想
・「歓送迎会」 の相手は、「会社・仕事関係」の割合が36.5%と最多で、前年(36.3%)より0.2ポイント増加。2年連続しての増加。
・「花見」の相手は、 「家族・親族関係」と「友人・知人関係」がともに20.0%と最多だが、一方で、参加に消極的な人が増えている傾向。


1.今春の「歓送迎会」への参加が「増えそう」な人が増加に転じる

<歓送迎会> 2019年春の「歓送迎会」への参加回数の見込みは、「昨年並み」という回答が前年より微減し、増加派(「昨年より大きく増えそう」+「昨年よりやや増えそう」)が計9.8%(前年計9.3%)で微増。また、減少派(「昨年より大きく減りそう」+「昨年よりやや減りそう」)は計5.0%で前年と変わらなかった。なお、2018年の「歓送迎会」の参加率は31.4%(3圏域計、P5)であった。今年も同程度の参加率が見込まれそうだ。性年代別の特徴としては、30~60代男性が同年代の女性より増加派が多い傾向にあるが、20代に限っては、増加派が男性18.2%に対し女性は18.7%と、女性が男性を上回った。

<花見> 2019年春の「花見」への参加回数の見込み(P4)は、「昨年並み」という回答が年々増加し、今年が過去7年で最多(89.0%)となった。増加派(「昨年より大きく増えそう」+「昨年よりやや増えそう」)が計8.6%(前年計9.0%)と6年連続して減少。また、減少派(「昨年より大きく減りそう」+「昨年よりやや減りそう」)は計2.4%で前年と変わらなかった。なお、2018年の「花見」の参加率は29.0%(3圏域計、P5)だったので、今年も同程度の参加率が見込まれそうだ。

■今年(2019年)の「歓送迎会」における参加回数の見込み(単一回答)

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増加・計:「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」のいずれかを回答した人
減少・計:「昨年よりやや減りそう」「昨年より大きく減りそう」のいずれかを回答した人


■今年(2019年)の「花見」における参加回数の見込み(単一回答)

[画像3: https://prtimes.jp/i/11414/807/resize/d11414-807-965630-2.jpg ]

増加・計:「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」のいずれかを回答した人
減少・計:「昨年よりやや減りそう」「昨年より大きく減りそう」のいずれかを回答した人


(参考)【2018年春】の「歓送迎会」「花見」への参加有無・回数
※今回(2019年)調査で聴取

■昨年(2018年)の「歓送迎会」の参加有無(単一回答)

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■昨年(2018年)の「歓送迎会」の参加回数(実数回答)

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■昨年(2018年)の「花見」の参加有無(単一回答)

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■昨年(2018年)の「花見」の参加回数(実数回答)

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※「昨年(2018年)の「歓送迎会」「花見」に参加した回数」の再集計(無効数値処理前のデータを使用)・参加した:2018年2月~2018年5月までの各時期のいずれかで「1回」以上、回答した人
・参加していない: 2018年2月~2018年5月までの全ての時期で「0回」と回答した人
※「平均参加回数」は、上下0.1%の範囲のデータを無効数値として除いて集計している
※「昨年(2018年)の歓送迎会・花見に参加した回数」の再集計 (無効数値処理後のデータを使用)
・「0回」:2月~5月までの参加回数の合計が「0回」の人
・「1回」:2月~5月までの参加回数の合計が「1回」の人
・「2回」:2月~5月までの参加回数の合計が「2回」の人
・「3回以上」:2月~5月までの参加回数の合計が「3回」以上の人


2.平均予算は「歓送迎会」が4,000円(前年比+71円)で2年ぶり4,000円台に、「花見」は2,351円(前年比-48円)で2年ぶりマイナス予想

予算について、過去7年の結果と今年の想定額を比較した。

<歓送迎会> 2018年における「歓送迎会」の実際の費用を見ると、1人1回あたり「5,000円~6,000円未満」に大きな山、「3,000円~4,000円未満」に小さな山があったが、2019年の想定額では、2つの山の高さがほぼ同じになる予測になっている。1人1回あたりの想定支出金額平均は4,000円ちょうど(前年比+71円)で2年ぶりのプラス予測となり、過去7回の調査で2017年の想定額に次ぐ、過去2番目に高い想定額となった。

<花見> 一方、「花見」(P7)については、2018年の実際の費用と今年の想定金額ともに「2,000円未満」が最多で、実績、想定ともに3,000円未満計で過半数のシェアを占めている。今年の1人1回あたりの想定支出金額平均は2,351円(前年比-48円)と2年ぶりのマイナス予想となった。

■「歓送迎会」の支出額実績と今年の想定金額(1人1回あたり参加費・実数回答)
※支出額実績は参加者ベース、今年の想定金額は参加する機会がありそうな人ベース
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※平均は、「0円(自分では払わない)」を除いて集計している
※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効数値として除いて集計している。歓送迎会は店舗で行うもののみを尋ねている
※想定額は、自分で払ってもいい額として尋ねている
※参加費は、自分で払っていなくても会にかかった1回1人あたりの金額を尋ねている


■「花見」の支出額実績と今年の想定金額(1人1回あたり参加費・実数回答)
※支出額実績は参加者ベース、今年の想定金額は参加する機会がありそうな人ベース
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※平均は、「0円(自分では払わない)」を除いて集計している
※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効数値として除いて集計している。お花見は、店舗および店舗以外の屋外やホームパーティーで行われたものも含めて尋ねている
※想定額は、自分で払ってもいい額として尋ねている
※参加費は、自分で払っていなくても会にかかった1回1人あたりの金額を尋ねている


3.「会社・仕事関係」の相手との「歓送迎会」は前年より増加の予想、「友人・知人関係」「家族・親族関係」の相手との「花見」は、共に2割の予想

2019年春の「歓送迎会」「花見」を行う相手について聞いた。

<歓送迎会>「歓送迎会」の相手は「会社・仕事関係」が最多で36.5%(前年比+0.2ポイント)で、2年連続の増加予測。人手不足や福利厚生充実の流れを背景に、積極的にこうした行事が予定されている可能性がありそうだ。このところ減少傾向の「友人・知人関係」は8.0%と、前年と変わらなかった。

<花見>「花見」の相手は 「家族・親族関係」と「友人・知人関係」が共に最多で20.0%の同率であったが、前年比では「家族・親族関係」は前年比+0.3ポイント、「友人・知人関係」 は前年比-0.6ポイント、と傾向は分かれた。また、「当てはまるものはない」の回答が55.6%(P9)とこれまでの調査で最高数値を記録したことや、 P4での「花見」の参加回数見込みにおいて増加派が年々減少していることなどから、参加に消極的な人が増えていることがうかがえる。

■参加する機会がありそうな「歓送迎会」の相手(複数回答)

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■参加する機会がありそうな「花見」の相手(複数回答)

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詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2019/03/RecruitLifestyle_ggs_20190313.pdf


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