エシスフィアが2019年の世界で最も倫理的な企業128社を選定

プレスリリース発表元企業:Ethisphere Institute

配信日時: 2019-02-26 22:44:00

エシスフィアが2019年の世界で最も倫理的な企業128社を選定

企業市民活動、透明性、誠実さの規範を示し、向上させている企業を表彰

(ニューヨーク)- (ビジネスワイヤ) -- 倫理的なビジネス慣行の基準を定義・推進する世界的リーダーのエシスフィアは本日、2019年度世界で最も倫理的な企業に選ばれた21カ国50業界にわたる128社の企業を発表しました。初めて当リストに含まれた企業が16社あり、2007年より毎年リストに選定されている企業は8社となっています。

リストに含まれるのは、倫理とコンプライアンス・プログラムの質、企業文化、企業市民活動と責任、ガバナンス、リーダーシップと評判の5つのカテゴリーにわたる厳しい基準を満たしている企業です。

評価の過程で得られたデータは、世界的企業が社会の発展に協力し、多様性と包摂性、法規の遵守、人権の促進などの問題にこれまで以上に取り組んでいる様を示しています。

エシスフィアのティモシー・アーブリック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今日の従業員、消費者、利害関係者が価値を見い出すのは、企業倫理の徹底と、絶えず改善を求める謙虚な姿勢の両方を示す企業です。世界で最も倫理的な企業の受賞企業は、こうした取り組みが地域社会に多大な影響を与え、より広い範囲での成功と収益力の基盤となることを理解しています。利益と目的の両方を有意義な方法で追求することを通じて、私たちが生きる世界をより良い場所へ変えているすべての受賞企業に祝意を表します。」

第13回目となるこのリストの選定企業は、倫理的な文化の醸成において最先端を行く企業です。倫理的な文化の度合いは、従業員が自由に意見を言え、経営陣に信頼を寄せており、自社が倫理的な職場であるよう個人として責任を持っているかを測定することで評価されます。

IBMのジニ・ロメッティ会長・社長・最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社は、研究室から取締役会まで、IBMの文化の顕著な特徴として107年間にわたって責任を大切にしてきました。世界で最も倫理的な企業の1社に認められたことは光栄の至りです。IBMでは、当社のクライアントと当社が製品を提供する消費者が、画期的なイノベーションと専門知識以上のものを当社に期待していることを理解しています。クライアントも消費者も信頼の置ける企業と取引し、ハイテク技術を活用した安全でより良い世界を作るために努力する企業と関わりたいと考えています。IBMはこうした価値観を守るべく、力を尽くしていきます。」

Tモバイルのジョン・レガー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「Tモバイル・チームは変化を促し、正しい行動を支持し、後から続く企業の指針となる新たな基準を定めることに注力するアンキャリア文化を創造し育んできました。正しい行動を取るという当社一丸の取り組みが、世界で最も倫理的な企業リストへの11年連続の選定という栄誉をもたらしたことを誇らしく思います。」

財務実績と倫理は密接に関係しているという長年にわたるエシスフィアの考えは引き続き、「倫理プレミアム(ethics premium)」によって裏付けられています。受賞上場企業の株価と大型株指数の関係性を追跡するエシスフィアの年次調査により、リストに選定された世界で最も倫理的な企業の株価は大型株セクターを5年間で14.4パーセント、3年間で10.5パーセント上回っていることが判明しました。

ミリケン&カンパニーのハルシー・M・クック社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ミリケンの根幹にあるのは、当社の経営方針に対する強い信念です。私たちは、当社のお客さま、地域社会、当社社員にとって、倫理的な行動が大きな意味を持つことを認識しています。自分たちが取るあらゆる行動が前向きな影響を与えるよう努力を重ねている当社全員にとって、13年にわたり世界で最も倫理的な企業リストへ選定されている事実はまさに名誉です。」

ソニーの吉田憲一郎社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ソニーはその中核に、倫理的で責任ある事業活動を据えています。高潔さと誠実さを持った企業経営は、先駆的なイノベーション精神と同じくソニーのアイデンティティーの中心であり、それゆえに2019年の世界で最も倫理的な企業の1社に選ばれたことを誇りに思います。」

タタ・スチールのT・V・ナレンドラン最高経営責任者(CEO)兼マネジングディレクターは、次のように述べています。「今年で8回にわたり、世界で最も倫理的な企業の1社として表彰されたことを光栄に思います。タタという社名はインドと海外の数百万に上るステークホルダーにとって信頼、確かな評判、誠実さを思い起こさせる名前です。タタ・グループのこうした財産は、当社社員の行動と経営方針を通じて作られてきました。今回の表彰により、高い倫理基準を掲げた経営に引き続き注力することができます。」

受賞祝賀会では、コメンテーター、ジャーナリスト、「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー作家で元ホワイトハウス報道官のダナ・ペリーノ氏が基調講演を行います。フォックスのテレビ番組「ザ・ファイブ」で「良識の代弁者」の別名を持つペリーノ氏は、ブッシュ政権下のホワイトハウス時代、オバマ大統領による放送管理委員への任命、アフリカでのボランティア活動、若い女性たちのメンターとしての活動の間に培った視点を語ります。2019年の祝賀会は3月12日にCipriani 42nd Street®で開催されます。詳細については、こちらをご覧ください:https://www.worldsmostethicalcompanies.com/gala/

手法と結果

世界で最も倫理的な企業の評価は、エシスフィア・インスティテュートの倫理指数(Ethics Quotient)(EQ)フレームワークに基づいています。EQは、客観的で一貫性のある標準化された方法で企業の成果を評価する定量的方法です。評価プロセスに参加する全企業に、中核的能力の決定的基準に関して自社とトップの組織との差を示す指標を含んだ分析スコアカードが提供されます。

受賞企業

2019年世界で最も倫理的な企業の全リストは、https://worldsmostethicalcompanies.com/honoreesでご覧になれます。

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今年の3月と4月に、2019年の受賞企業の最良事例と知見に関するレポートとウェブキャストが公開されます。レポートをご希望の方はご登録ください。

エシスフィア・インスティテュートについて

エシスフィア・インスティテュートは、企業の性格、市場の信頼、事業の成功を推進する倫理的なビジネス慣行の基準の定義・促進に関する世界的リーダーです。エシスフィアは、データに基づいた知見を用いた中核的な倫理基準の測定と定義について深い専門知識を持ち、企業の特質の改善や企業文化の測定と向上を支援しています。エシスフィアは、世界で最も倫理的な企業の評価プログラムを通じて優れた成果を表彰し、業界専門家コミュニティー向けに企業倫理リーダーシップ・アライアンス(BELA)を運営しています。エシスフィアの詳細は、https://ethisphere.comでご入手いただけます。

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