世界初の等身大モーションフィギュアー登場!『モーションフィギュアープラットフォーム高坂ここな』2019年1月16日(水)から受注開始

プレスリリース発表元企業:スピーシーズ株式会社

配信日時: 2019-01-09 09:30:00

高坂ここな 写真1

高坂ここな 写真2

スピーシーズの業務

ロボットプラットフォームを提供するスピーシーズ株式会社(東京都武蔵野市、代表取締役:春日 知昭)は、世界初の美しくスリムで繊細な動きの等身大モーションフィギュアープラットフォーム『高坂(こうさか)ここな』とそれを用いたプロフェッショナルエンタテインメントシステムを2019年1月16日(水)から受注開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/173297/LL_img_173297_1.jpg
高坂ここな 写真1

2019年1月16日(水)~1月18日(金)に東京ビッグサイト 西ホールで行われるイベント「ロボデックス」( https://www.robodex.jp )の(コマ番号:W12-17)にて、本商品のデビューイベントを実施します。

動画は下記からご覧いただけます。
中画質(50MB) : http://robo-pro.com/download/HS-MOFI/HS-MOFI1-M.MP4
高画質(500MB): http://robo-pro.com/download/HS-MOFI/HS-MOFI1.MP4
YouTube : https://youtu.be/HAgjVy0ykac
高画質版はダウンロードしてからご覧ください。


【等身大モーションフィギュアープラットフォーム『高坂ここな』の用途】
『高坂ここな』は、各種のビジネスシーンでの応用が可能となるように、人と同等な寸法・外観を備え、感情を『仕草』で伝えられるロボットとして開発されました。滑らかな動きによる表現力を有する『美しくスリムで繊細な動きのロボット』=『等身大モーションフィギュアー』のプラットフォームです。これにより従来のロボットでは不可能であった『アートとロボットのコラボレーション』が可能になりました。

高坂ここなを用いたプロフェッショナルエンタテインメントシステムは、様々なアートやコンテンツ、イベント、アミューズメントパーク、ビジネスシーンなどでお客様に感情を伝えるためのアバターとして最適です。

『高坂ここな』は、お客様のご要望によりその動きや音声などのコンテンツやアプリケーションプログラム(AIや会話なども含む)も自由に制作出来、フィギュアーの外観や外装などのハードウェアも自由にカスタマイズする事が可能です。当社では『高坂ここな』を用いたプロフェッショナルエンタテインメントシステムを提供してまいります。


【等身大モーションフィギュアープラットフォーム『高坂ここな』の特徴】
美しくスリムな外観を実現しつつ静かに且つ滑らかに動かす事を目的に設計された等身大モーションフィギュアープラットフォームです。外装や服装、顔や髪を交換して様々なキャラクターに変身させる事が可能で、お客様の用途に適した外観に仕上げた上で、滑らかなモーションによる『仕草』で様々な情感を表現します。

今までで最多の関節数37自由度を誇るダンサブルタイプのモーションフィギュアーで、さらにフィギュアー本体を支えて動作させ且つ移動も可能とするためのフィギュアドライブ部に3つの自由度(前後、左右、上下)を持たせる事で、今までにない繊細且つダイナミックな動作が可能です。また、例えば手首だけでも3つの自由度を持っているので、一般的なロボットでは不可能な繊細な表現=「仕草」を表現する事も可能になりました。また、人気の高い3DCG制作ソフト MikuMikuDanceでモーション作成が可能となっていますので、手軽にモーション作成が可能です。

価格は標準外装とシステムソフトウェア込みで2,000万円(税別)より。(仕様により変動します。オプションでフィギュアドライブ、骨格や外装のカスタマイズも承ります)。標準外装は当社オリジナルの『高坂ここな』です。外装のカスタマイズを含むレンタル等も検討中です。ご相談ください。


<重要なフィーチャー>
・フィギュアー部の身長約155cm
・美しく繊細でスリムな外観と滑らかな動作による人に近い情感表現
・外装の素材は樹脂、シリコンなど、お客様の要望でカスタマイズ可能
・一般の2足歩行ロボットでは実現不可能な37自由度を持つダンサブルタイプ
・人間の歩行速度で自在に移動可能な台座「フィギュアドライブ」を実装可能(オプション)
・MOFI-OS ver3.0搭載(LINUXベース:PCやスマホなどからHTTPにて操作可能)
・MikuMikuDanceにてモーション作成可能(.pmx、.vmdファイル利用)
・入手性の高い産業用モーターや部品を利用し、メンテナンス性が高い


【技術的背景】
≪ロボットの課題「美しくスリムで繊細な動きのロボット」を実現する特許技術≫
ロボット技術を応用してフィギュアーなどの美しいキャラクター商品を静かに動かす事が出来れば、大きなビジネスの可能性が有る事は多くの人が論じています。しかし、関節部分にサーボモーターを内蔵する従来型のロボットの構造ではサーボモーターの大きさと重さ、モーターの発する音がネックで“美しい動くフィギュアー”は実現出来ませんでした。そこで当社ではそのための技術開発を行うとともに必要な特許を4件国際出願(2件はすでに国内で取得済み)しています。

2014年7月にスピーシーズ株式会社は、スリムでキュートなキャラクターを静かに且つ滑らかに動かす事が出来る独自の特許技術(Motion Figure System:特許第5858556号)を応用した、『モーションフィギュアー:MF201』を発表しました。人形部の各関節を特殊なワイヤー駆動方式で駆動し、駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUは下部に設けられた「からくりユニット」内に収納する事で、スリムな外観と静かな動作音を兼ね備えた真のモーションフィギュアーです。

また、今回の等身大モーションフィギュアーでは、新たな特許技術(特許第6408748号)として美しい外観と関節を構成する方法やモーターの配置と回転力による駆動力の伝達方式(リモートモーター方式)を取得し、最適なメカ構造を得ています。それにより、入手が容易でメンテナンスがしやすい一般産業用サーボモーターを用いてスリムな少女型の体形をも実現する事が可能となりました。


【製品情報】
受注開始日 :2019年1月16日
製品カテゴリー :等身大モーションフィギュアープラットフォーム
並びにプロフェッショナルエンタテインメントシステム
プラットフォーム名:高坂ここな
フィギュアー身長 :約155cm
外形寸法(おおよそ):W 60cm ×D 80cm ×H 180cm
外装 :樹脂、シリコン、塗装などに対応可能
関節自由度 :37自由度
・頭部 3軸(水平旋回、左右傾き、前後傾き)
・腕 7軸×2本(肩回転、肩開き、上腕回転、肘、手首×3)
・足 6軸×2本(もも前後、もも回転、開き、膝、足首x2)
・体内腰部 5軸
腰(水平旋回、左右傾き、前後傾き)
上半身(水平旋回、左右傾き)
・フィギュアドライブ部 3軸(ステー上下、ドライブ水平移動【前後+左右】)
駆動方式 :多関節回転力伝達方式(リモートモーター:特許取得済み)
関節可動範囲 :最大200度程度(部位による)
ホストとの接続 :Wi-Fi、LANなど


【会社概要】
スピーシーズ株式会社(Speecys Corp.)は、大学・企業での研究用途、業務用などに多くの導入実績を持つロボットならびにロボット開発プラットフォームを提供するロボット開発企業。ロボットは“動くUI”という基本理念に基づき、オープンなOSやネットワーク環境、アプリ開発環境の提供はロボット利用者にとって必要不可欠なものであるとの考えで、他に類を見ないユニークなロボット製品とシステムの開発を行っている。

2005年6月には、世界に先駆けて燃料電池を搭載した2足歩行ロボット『Speecys-FC』を発売、また2007年4月には、今までのロボットの概念を打ち破る『インターネットロボット:SPC-101C』を発表し、世界のロボット業界およびメディアの注目を集めた。2014年7月には、スリムでキュートなキャラクターを静かに且つ滑らかに動かす事ができる独自の特許技術を応用した、『モーションフィギュアー:MF201』を発表しTV等でも報道され話題になった。

今回の“等身大モーションフィギュアー”の開発には構想から約2年をかけて原理試作機からスタートし今回発表する『高坂ここな』の完成に至っている。今後、これらの特許取得済みのモーションフィギュアー技術とリモートモーター技術を各種の業務用エンタテインメントシステムに応用し、お客様のニーズに答えていく。


商号 : スピーシーズ株式会社
所在地: 東京都武蔵野市吉祥寺東町2-32-5
設立 : 2001年12月6日
資本金: 8,755万円
代表者: 代表取締役 春日 知昭(かすが ともあき)
URL : http://speecys.com/


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