OKI、ソラストと共同開発した「初診受付システム」が10病院で本格稼働

プレスリリース発表元企業:OKI

配信日時: 2018-12-06 14:00:00

タブレット端末によるICTの活用で、患者の待ち時間短縮を図る



OKIは、株式会社ソラスト(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川 泰彦、以下「ソラスト」)と共同開発した初診患者の情報を自動で登録する「初診受付システム」を、ソラストが医療事務を受託する病院に導入し、11月末までに10病院で本格稼働を開始しました。導入した病院では、患者の受付待ち時間が改善され、初診患者へのサービス向上を実現します。

「初診受付システム」は、当社とソラストが共同で開発し、患者の保険証情報の読み込みから登録まで、初診受付にかかる一連の作業を自動化したシステムで、患者が診療申込書を記入する負担を軽減するとともに、受付の待ち時間を改善します。ソラストは、2017年2月のソラストの受託先病院への試験的な導入以来、全国にあるソラストの受託先病院に、順次本格導入を進めています。

従来、初診患者は申込書を手書きで紙に記入し、保険証とともに窓口に提出し、病院の事務側は提出された申込書と保険証をチェックした後、システムに入力を行っていました。この流れでは、患者の待ち時間が長くなることや、読み間違いや入力ミスが起こることを排除できませんでした。

両社で開発した本システムは、患者自らがスキャナーで保険証を読み込ませ、タブレット端末で簡単な診療申し込みの入力を行うことで、必要な情報が医事システムに自動登録されるため、作業の効率とスピードが向上し、患者の待ち時間が改善されます。また、受付で預かった保険証の返却忘れや誤返却のようなトラブルを防ぐほか、保険情報の誤入力による保険者(注1)からの返戻件数の大幅削減につながり、初診患者の満足度向上を実現します。

OKIは、サービス業におけるデジタルカンパニーを目指しているソラストとともに、ICTを活用した患者サービスの向上や受付業務の効率化など、病院における医療事務分野のさまざまな課題解決やサービス品質の強化、新ビジネスの創出を目指していきます。

「初診受付システム」イメージ

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用語解説
注1:保険者
健康保険事業の運営主体のこと。健康保険の保険者には、全国健康保険協会と健康保険組合の2種類がある。


沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


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