平成最後の冬を前に首都圏在住の女性200人に聞いた冬場のエアコン暖房に関する女性のお悩み実態調査 エアコン暖房の困り事第1位は「室内の空気が乾燥する」こと

プレスリリース発表元企業:ダイキン工業株式会社

配信日時: 2018-12-04 13:00:00

ダイキン工業株式会社では、2017年「空気で答えを出すプロジェクト」をスタートさせ、その一環として、夏の時期には屋内で起きる熱中症の問題や、暑い夜により快適な環境で良質な睡眠をとるためのエアコン活用法を提案するなど「空気の課題」を解決するさまざまな取り組みを行ってまいりました。
しかし「空気の課題」は夏だけではありません。冬は気温が低く、空気中の水分量が少なくなるため、それに伴い室内の空気も乾燥します。さらに(加湿機能を持たない)エアコン暖房を使うと、室内の乾燥は一段と進みます。このため冬場のエアコン暖房による室内の空気の乾燥は、長らく冬の「空気の課題」とされてきました。そこで平成最後の冬を前に、首都圏在住の女性200人を対象に、冬場のエアコン暖房よる室内の空気の乾燥の実態とその対策について調査を行いました。主なトピックは以下の通りです。


■「冬場のエアコン暖房に関するお悩み実態調査」結果トピックス
【1】エアコン暖房使用時の女性困り事第1位「室内の空気が乾燥する」(60.5%)
【2】室内の乾燥対策TOP3は「保湿クリーム」「加湿器」「部屋干し」
【3】女性の約6割(55.8%)は室内の乾燥対策に「満足していない」
※ 「全く満足していない」「あまり満足していない」の合計
【4】乾燥対策に満足できないのは、湿度コントロールやそれに伴う手間があるから


これらの調査結果と合わせて、エアコンの室外機に搭載した加湿ユニットが外気中に含まれる水分を取り込むことで無給水で室内を加湿する「無給水加湿」を実現したエアコン「うるるとさらら」(1999年10月発売)の開発に商品企画担当として携わった女性社員のインタビューを紹介。冬場のエアコン暖房が抱えていた「乾燥」という「空気の課題」に取り組んだ20年前の開発の裏側を明かします。


■冬場のエアコン暖房に関するお悩み実態調査
冬場にエアコンを使用して困っていること/気になることについて、「困っている/気になる」度合いの高い順に3つまで回答してもらったところ、最も「困っている/気になる」ことは「室内の空気が乾燥する」で、約6割(60.5%)の女性が第1位に挙げています(図1)。他の項目と比べても圧倒的に高くなっていることから、冬場のエアコン暖房における最大の困り事といえそうです。

▽(図1)冬場のエアコンの困りごと
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/img_172494_1.jpg

冬場の室内の乾燥対策について聞いたところ、最も多かったのは「肌に保湿クリームを塗る」(62.5%)で、続いて「加湿器を使う」(53.0)、「洗濯物(やタオル)を部屋干しする」(51.0%)が続き、冬場の主たる乾燥対策となっています(図2)。年齢別で見ると50代女性は、他の年代と比べて「何もしていない」(18.0%)割合が高く、室内の空気の乾燥に無防備な状態の人も多いようです。

▽(図2)冬場の室内における乾燥対策
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/img_172494_2.jpg

自分がしている冬の室内における乾燥対策に対する満足度がどれくらいかを聞いたところ、半数以上の約6割(55.8%)の女性が「満足していない」(「全く満足していない」と「あまり満足していない」の合計)と回答しました(図3)。室内の乾燥対策として何らかの策は講じているものの、有効な解決策には至っていない実態が浮かび上がってきます。

▽(図3)冬場の室内における乾燥対策に対する満足度
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/img_172494_3.jpg

室内の乾燥対策に対する満足度が低い理由を探るために、室内における乾燥対策の課題を聞いたところ、最も多かったのは「結露することがある」(51.5%)で、続いて「湿度を維持することが難しい」(43.5%)、「面倒くさい」(39.5%)が続きます(図4)。室内の湿度を快適な状態に保つ湿度コントロールの難しさや、それに伴う手間(加湿器への給水や乾燥対策の準備等)が課題といえそうです。

▽(図4)冬場の室内における乾燥対策の課題
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/img_172494_4.jpg


■「乾燥の困りごとと解決法」をご紹介
今回の調査結果から、冬場のエアコン暖房時には、多くの女性が「室内の空気の乾燥」に困っており、しかもその乾燥対策には半数以上が「満足していない」ことが明らかになりました。ダイキン工業のWEBサイト「空気の困りごとラボ」( https://www.daikin.co.jp/air/knowledge/labo/ )では、「乾燥の困りごとと解決法」と題して、なぜエアコン暖房を使うと乾燥するのか、室温と相対湿度の関係や加湿による解決法などについて詳しく解説しています。この機会にぜひご覧下さい。

▽ダイキン「空気の困りごとラボ」
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/img_172494_5.jpg

なお「空気の困りごとラボ」では、他にも「大雪」「花粉」「梅雨」「熱中症」「熱帯夜」など、季節特有の困りごとのメカニズムや解決策を紹介しています。

以下の参考資料では、冬場のエアコン暖房が抱えていた「乾燥」という「空気の課題」に取り組み、「無給水加湿」を実現したエアコン「うるるとさらら」の開発の裏側と「無給水加湿」の始まりにについて、当時を知る社員の声をお伝えします。

▽参考資料(1)
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/att_172494_1.pdf
▽参考資料(2)
https://www.atpress.ne.jp/releases/172494/att_172494_2.pdf


■調査概要(図1~5※の調査結果について)
表題 :冬場のエアコン暖房に関するお悩み実態調査
調査主体:ダイキン工業株式会社
調査実施:株式会社マクロミル
調査方法:アンケート調査(インターネット調査による)
調査期間:2018年11月16日(金)~11月17日(土)
調査対象:冬場のメイン暖房としてエアコンを利用している首都圏
(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)在住女性200名
対象内訳:20歳代:50名/30歳代50名/40歳代:50名/50歳代:50名

※ 図5は参考資料(2)に記載。


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