東京農業大学総合研究所研究会 「農業生産工程管理(GAP)研究部会」を発足し、11月11日に世田谷キャンパスにてシンポジウムを開催

プレスリリース発表元企業:学校法人東京農業大学戦略室

配信日時: 2018-11-05 09:30:00

東京農業大学(東京都世田谷区桜丘1-1-1、学長:高野 克己)総合研究所研究会では、農業生産工程管理(GAP)に関する技術情報の交換や人材育成、産学連携による活動の推進役となるため、「農業生産工程管理(GAP)研究部会」を発足。その記念としてシンポジウムを平成30年11月11日に開催します。

東京農業大学総合研究所研究会は、昭和56年に「東京農業大学総合研究所の行う産官学協力研究事業その他これに関する事業の発展に協力する」ことを目的に設立された会員制の組織です。
先進国では近年、食品事故(偽装、異物混入、生物的あるいは化学的汚染)を未然に防ぐために食品加工ではHACCP認証導入の義務化が進んでいます。一方で、原材料を生産する農業においても欧米を中心にGAP(Good Agricultural Practices)認証の導入が進んできていますが、我が国ではその普及が遅れています。発展途上国においても、農産物あるいはその加工品は輸出のための重要な産業でありますが、残留農薬などの化学的汚染により輸出が差し止めになることも珍しくありません。本学のこれまでの活動としては、産学連携の枠組みでGAPの普及・啓蒙活動を行ってきた実績があります
以上のような背景を踏まえ、当部会ではこれまでの実績を活かし、さらなる農業生産工程管理(GAP)の普及・研究を産学で促進することを目的に、意見交換会、セミナー開催などを行います。さらには日本のみならず海外においての農業生産工程管理(GAP)を通した安全な農産物や加工品の生産・流通についての研究にも取り組みます。


【関連イベント】発足記念シンポジウム
シンポジウムタイトル:私たちのGAP~学生たちのGAP活動~
発表者 :・北海道岩見沢農業高等学校・長野県富士見高等学校
・栃木県立宇都宮白楊高等学校・群馬県立勢多農林高等学校
・山梨県立笛吹高等学校・東京農業大学宮古亜熱帯農場
日時 :平成30年11月11日(日) 10:00~12:30(9:30受付開始)
場所 :東京農業大学世田谷キャンパス 1号館 2階 242教室
問い合わせ:東京農業大学総合研究所研究会事務局
TEL 03-5477-2565 E-mail kenkyuka@nodai.ac.jp
●要事前申込
●参加費無料


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