メディリード、企業・組織におけるストレスチェックの有効性を高める開発に関する特許を出願
配信日時: 2018-11-02 11:00:00
ストレスチェックに基づく勤怠影響リスクの予測精度向上を実現する開発
株式会社メディリード (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井晋、以下「当社」)は、従業員のストレスから生じる勤怠影響リスクの予測精度を向上させる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを開発し、特許出願を実施しました。今回の開発は、企業や組織において、政府が推進する働き方改革や健康経営をより実情に則した形で実践するために活用いただけるものです。
開発の背景
従来のシステムでは、従業員のストレスチェックが勤怠影響リスクの管理に用いられていますが、ストレスチェックは主観的である場合が多く、リスク評価における正確性の改善が課題となっています。
そこで、当社はストレスチェックデータおよび勤怠データに加えて、生体試料データ(唾液中のコルチゾール濃度など)に基づいて生成された勤怠影響リスク予測アルゴリズムを用いることにより、従業員の勤怠影響リスク(遅刻リスク、生産性低下リスク、休職・退職リスク)を高精度で予測することが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを開発しました。
当社が開発した情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの特長
1)勤怠影響リスク予測アルゴリズムを適用することにより、所定期間経過後の従業員のストレス予測データおよび勤怠影響リスク予測データを出力することが可能
2)個々の従業員の勤怠影響リスク予測データと実際の勤怠結果との差分の法則性に関してAIを用いた機械学習により予測し、アルゴリズムを構築することができるため、予測処理の増加に伴い、予測精度を向上させることが可能
3)現在のストレス状況の変化が、勤怠影響リスクの予測結果にどのように影響するかについてシミュレーションしてリアルタイムで示すことが可能
当社は、「どこにいても健康でいられる自由を、すべての人に」というコンセプトを核として医療領域における高い専門性を駆使したマーケティングリサーチサービスを提供しています。その中で、「予防」の重要性にも目を向けており、今回の開発が従業員のメンタルヘルスの不調による勤怠への影響を正確に把握し企業リスクを削減することを目指す企業・組織だけでなく、人々の健康増進にも寄与するものと確信しています。
当社は、今後も「イノベーティブなメディカルソリューションカンパニー」としてさらなる成長を目指してまいります。
【特許出願概要】
名称: 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
技術分野: 本発明は、組織の従業員のストレスに基づく勤怠影響リスクを予測することが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
■株式会社メディリードについて
代表者: 代表取締役 亀井 晋
所在地: 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立: 2015年4月1日
主な事業: 医療関連領域の調査業務
URL: http://www.medi-l.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/4729/140/resize/d4729-140-734597-0.png ]
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