富山の小学校に“海”がやってきた!?“陸上養殖”プロジェクト「お魚受け入れ式」を開催 2018月10月9日(火)9時20分~<富山県射水市立放生津小学校>
配信日時: 2018-10-04 09:30:00
“陸上養殖”プロジェクト実行委員会は、全国5地区の小学校(青森・東京・富山・愛媛・長崎)の5年生の児童たちに「陸上養殖」の体験を通して命の大切さや、水産資源の貴重さ・自分たちが住む地域の海の問題について学んでもらう取り組みを開始致しました。これは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とをつなぐ“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
日本財団「海と日本プロジェクト」が昨年行った調査によると、10代の4割が“海への親しみをあまり感じていない”と回答しました。一方、海で起こっている現象は深刻化が増しており、プラスチックごみなどによる海洋汚染や、乱獲などによる漁獲量の減少などにより、今の子どもたちが成長した時に食べられなくなる魚がいくつもあるといわれています。
そこで、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子どもたちに考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的に、陸上養殖体験プログラムをスタートさせました。
富山県では射水市立放生津小学校・射水市立堀岡小学校で、射水市で養殖が盛んな、特産のサクラマスを育成します。
【開催概要】
日時 :2018年10月9日(火)9時20分~9時45分
実施場所:射水市立放生津小学校
〒934-0027 富山県射水市中新湊23-10
式次第 :1.ご挨拶 射水市立放生津小学校長 川田 和子様
2・来賓ご挨拶 射水市教育長 長井 忍様
3.生体引き渡し 贈呈者 堀岡養殖漁業協同組合 参事 林 宏育様
被贈呈者 放生津小学校 5年生児童2名
※サクラマスの稚魚を児童に贈り、陸上養殖がスタートします。
4.児童代表挨拶 放生津小学校 5年生児童2名
5.講師挨拶 NPO日本養殖振興会 代表理事 斉藤 浩一様
6.記念撮影
*同日の午後、射水市立堀岡小学校でも、同様の生体受け入れ式・授業を実施
【「陸上養殖」の取り組みについて】
■対象者:青森県青森市立荒川小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/
富山県射水市立堀岡小学校・射水市立放生津小学校/
愛媛県西予市立三瓶小学校/長崎県長崎市 私立長崎南山小学校
■養殖する魚の種類:青森=ヒラメ/東京=クエ/富山=サクラマス/
愛媛=ヒラメ/長崎=クエ
※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定
■実施概要:(1)地元専門家による座学の実施
…地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ
(2)養殖現場などの見学
…水産業の現状を学ぶ
(3)海水魚の「陸上養殖」の実施
…魚の成長過程や、その成長過程における自分の気持ちの
変化を記録として残していき、自分たちが食べている魚や
海の問題を子どもたちで考える。
プロジェクトの最終結論として、育てた魚をどうする
(食べるのかなど)のか、子どもたち自身が話し合い決める。
■プロジェクト共催・水槽考案:NPO日本養殖振興会
【実施校・参加児童数・受入式参加者について】
■富山県射水市立放生津小学校 5年生(児童26名)
■富山県射水市立堀岡小学校 5年生(児童25名)
■受け入れ式出席者(予定)
射水市教育委員会 教育長 長井 忍様
射水市 農林水産課長 宮本 康博様
堀岡養殖漁業協同組合 参事 林 宏育様
NPO日本養殖振興会 代表理事 斉藤 浩一様
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プレスリリース提供元:@Press
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