eMusic、ヒップホップ音楽関係者のための「A3Cカンファレンス」に登壇決定!

プレスリリース発表元企業:BaseLayer株式会社

配信日時: 2018-10-03 16:00:04

~eMusic CEO独占インタビュー!eMusicプラットフォームで好きなアーティストの作品の一部を所有する”コミュニティ・レーベル”という全く新しい音楽界との関わり方~

 BaseLayer株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 :競仁志、以下BaseLayer)が日本におけるマーケティングのパートナーシップ契約を結んでいる「eMusic(イーミュージック)」は、2018年10月3日から3日間にかけて開催されるヒップホップ音楽業界に携わる人のためのカンファレンス「A3Cカンファレンス」にて登壇いたします。「eMusic」は、ブロックチェーンを活用した音楽アーティストのためのプラットフォーム開発を進めている海外のプロジェクトです。
 今回の登壇決定に伴い、BaseLayerが「eMusic」CEOのTamir Koch氏に独占インタビューを実施。「eMusic」誕生の経緯や、今後の展望についてお話しいただきました。




■eMusic「A3Cカンファレンス」登壇:https://twitter.com/eMusic/status/1032641976515153926

[画像1: https://prtimes.jp/i/31637/52/resize/d31637-52-431443-0.png ]


■新人アーティストやプロデューサー等、音楽業界に携わる人のためのカンファレンスに登壇

[画像2: https://prtimes.jp/i/31637/52/resize/d31637-52-416243-1.png ]

「A3Cカンファレンス」は、ヒップホップ音楽や文化の形成を目指すイノベーター、起業家、音楽作りに携わる人々のためのカンファレンスです。期間中は、パネルディスカッション、ワークショップ、ミキサー、メンターセッション、インタビューなど様々な催し物が行われる予定です。このイベントで「eMusic」のMatt Robinson氏 は、「eMusic」が独立系アーティストに対してどのような技術を駆使し貢献していくのかについて、熱く語る予

定です。

<「A3Cカンファレンス」概要>
日程   :2018 年10月3日~5日(eMusic登壇 5日 15:00~)
会場   :Loudermilk Center,ジョージア州,アトランタ, アメリカ合衆国
公式サイト:https://www.emusic.com/plans


■eMusic CEO、Tamir Koch氏への独占インタビュー
Q.  これまでの経歴も含めて、自己紹介をお願いします。

[画像3: https://prtimes.jp/i/31637/52/resize/d31637-52-164633-2.jpg ]

 2つのエグジットを含め、私は企業とリーダーシップにおいて21年ほどの経験を持っています。私は2004年に初めてTriPlayという企業で音楽業界に参入しました。私たちのチームは音楽や写真、動画など、文脈にあったマルチ・メディアを共有するプラットフォームを構築しました。これがTriPlayです。TriPlayの応用は、ユーザー体験を大きく革新させます。それは、自由に複数のプラットフォーム上を行き来することやシンクロ処理などの操作を自動化し、最終的に音楽や写真、動画などをより簡単に楽しめるようになるからです。2015年にTriplayは、4700万以上の顧客を持ち、10億以上のサウンドトラックを売り、2600万以上の曲数が入ったカタログを持つ、初のDownload-to-Own型のオンライン・ミュージックストアである「eMusic」を買収しました。この買収後、各ユーザーのための固有のクラウド・ストレージ機能や全プラットフォーム上で機能するアプリ、ユーザーの音楽嗜好や購入履歴に合わせた新たな音楽発見用のツールを整備するなどして、「eMusic」を音楽愛好家にとってもっとも最適化されたアプリへと再構築しました。

Q. eMusicにブロックチェーンを活用することになった経緯をお聞かせください。
 音楽業界に15年間いる身として、私はこの業界がどのように動いているのかを考察し、ストリーミングが業界のサプライチェーンへ及ぼす影響力を理解しています。今日のアーティスト達は従来よりも多くのコンテンツを生み出しているのにも関わらず、ファン達が音楽ストリーミングへと移行しているため彼らの収入は減る一方です。また、音楽ストリーミングサービスの利益率の低さは、音楽プロバイダの会社を破綻へと追い込んでいます。今日のストリーミングサービスのビジネス・モデルが持続可能でないことは明らかです。ストリーミングを提供している会社は大損をしていますし、アーティストや作曲家はレーベルや出版社などから売り上げを差し引かれてしまっているため、生計を立てるのに必死なのが現状です。

[画像4: https://prtimes.jp/i/31637/52/resize/d31637-52-333202-3.jpg ]

 現在、人気のアーティストの上位5%が約93%のストリームを確保しています。レーベルや出版社の利益は高騰する一方で、普段アルバムを売って得ている額の数割の利益しか、アーティスト達の手元に収益が行き渡っていません。またストリーミングを提供している会社も世界中に何億ものユーザーがいるにもかかわらず、利益率がわずか25%でしかないため、大赤字を抱えています。音楽業界はいつの間にか持続不可能な経済構造になってしまいましたが、私はそれを変えていきたいと考えています。
 「eMusic」はブロックチェーンを導入し、分散型の利益配分やロイヤリティー管理を実現することで、アーティストやストリーミング会社に適正な報酬額を約束する初の音楽サービスになります。1998年からインディーズやレーベルを代表する会社として、「eMusic」はアーティストやストリーミング会社にシンプルで透明性の高い音楽配分プラットフォームを提供し、歪んだ今日の音楽業界を改善することを目標として掲げています。

Q.  eMusicを利用することで、どのような問題が解決できるのか、お聞かせください。
 長年もの間、アーティストたちは自身の作品の配信やマーケティング、管理の権限を、不当に利益を牛耳る第三者機関に委ねてしまうことに慣れ親しんでしまいました。ブロックチェーンはそんなアーティスト達に、自分の作品に対する配信やマーケティングの権限を透明性と効率性を付与して管理できる仕組みを提供します。私たちは以下のようにバランス、透明性、効率性の価値を提供していこうと考えています。

1)今あるサービスに加えて、ブロックチェーンによる新しいユーザー体験
  より多くの音楽、より多くの機能、そしてよりお得な価格設定
2)どの音楽プロデューサーやクリエイターでも(全く名の知られていない個人アーティストから1000人以
  上ものアーティストを抱えるメジャー、レーベルまで)利用できる完全に透明化された音楽出版サービス
3)音楽の小売業者やストリーミング・プロバイダが、音楽提供者と直接的で有益な合意に至れるチャンネル
4)音楽のロイヤリティーや所有権の保持者が瞬時にファンドにアクセスし、また権限を柔軟に再設定できる
  ツールの配備
5)もともとダウンロード派かストリーミング派であるかに関係なく、ユーザー達が従来通りに利用可能な
  スムーズなシステムの移行

Q.  開発する中で明らかになった課題、壁には、どのようなものがありましたか。
1)規制
 ブロックチェーン導入を検討する上で、政策考案者は絶妙なバランスをとる必要に迫られています。業界全体がビジネス思考で前進する中、正しい規制の枠組みが設けられればイノベーションや発展は促進されます。政策考案者達は、既存のトークンや技術の明確な定義、それに加えてイノベーションを後押しできるような枠組みを早期に提案していくことが求められます。技術者と政策考案者の協力はさらなる経済的価値の創出に貢献するだけでなく、現在と未来のブロックチェーンや暗号通貨資産の利用者の信頼性を確保することに繋がります。

2)スケーリング
 今存在する「チェーン上」のプロトコルは世界全体で消費されている音楽の量を踏まえると、最適なものであるとは言えません。複数のパートナーと協力し、一時的なオフチェーンの解決策を考案しています。その解決策は単に第一フェーズでのみ通用する策ではなくて、アーティストへの決済時に望ましい即時性と透明性が備わっている必要があります。

Q.  3年後のビジョン、どうなっていたいかをお聞かせください。
 「eMusic」プラットフォーム上では、50万以上のレーベルと契約を持っており、「eMusic」のトークンであるEMUを発行したその日から、EMUでたくさんの曲が購入可能です。この特性と私たちのブロックチェーンが持つ透明性と効率性、さらに「eMusic」のインディーズやファンを支援してきた長い歴史は、自分の作品に対する権限や管理を充実させたい新しいアーティスト達にとって大きな魅力となるでしょう。この生態系の中心にあるのがEMUトークンです。EMUはファンへの還元やプロモーション、商品化計画において新たな可能性を提供します。2019年中頃までには、私たちのプラットフォームを利用するアーティスト達はアルバムの作成や器具、ツアーやプロモーションのためにクラウドファンディングを設置することができるようになります。このプラットフォームにより、ファンは自分の大好きなアーティストの作品の一部を所有できるようになり、「コミュニティー・レーベル」という全く新しい音楽界への参加の仕方ができるようになるのです。

■ブロックチェーン技術で音楽業界を透明化する「eMusic」
 世界初のデジタルミュージックストアとして1998年に誕生した「eMusic」。ブロックチェーン技術を採用したことにより、従来の小売業者やレーベルなどにより中抜きされていた収益が、直接アーティストたちに届くようになりました。収益のメリット以外にも、アーティストは自分自身で「eMusic」オンラインストアに楽曲の納品・リリースが可能になった他、これまでとは異なる方法でファンにアプローチするなど音楽アーティストのために誕生したプラットフォームです。

▼「eMusic」公式サイト: https://www.emusic.com/
▼トークンセールサイト : https://token.emusic.com/
▼ホワイトペーパー   :https://token.emusic.com/assets/pdf/eMusic_White_Paper_ENG.pdf?d=1533729116103
▼「eMusic」日本語Telegram:https://t.me/emusic_jp
▼「eMusic」日本語LINE@:http://line.me/ti/p/%40ezh0455k
▼「eMusic」日本語Twitter:https://twitter.com/EmusicJapan

<プロジェクトに関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします>
「eMusic」Telegram(日本語可):https://t.me/emusic_jp
Mail(英語のみ):support@emusic.com

■配信会社概要
会社名 :BaseLayer株式会社
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-5 第16スカイビル4階
代表者 :代表取締役 競仁志
事業内容: 海外ブロックチェーン・プロジェクトの日本向けPR・マーケティング・
     コミュニティマネジメントをワンストップで提供
TEL   :03-5775-1313
MAIL  :info@baselayer.asia
URL   :https://www.baselayer.asia/

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