【研究発表】サンタベリー由来レスベラトロールの肌質低下に対する抑制効果が遺伝子レベルで明らかになりました。

プレスリリース発表元企業:株式会社 わかさ生活

配信日時: 2018-05-28 15:15:14

~わかさ生活と北海道科学大学との共同研究~

株式会社わかさ生活(本社:京都市下京区)は、サンタベリー(※1)の機能性について研究を続けてまいりました。この度、わかさ生活と北海道科学大学(所在:札幌市手稲区) 若命 浩二( わかめ こうじ)准教授との共同研究『RNAseq(※2)を用いたビタミンC合成不全マウスに対するサンタベリーの皮膚へ影響探索』を、2018年5月26日(土)に第18回日本抗加齢医学会総会(場所:大阪府大阪市)にてポスター発表いたしました。



[画像: https://prtimes.jp/i/3821/402/resize/d3821-402-566656-0.jpg ]

わかさ生活は北欧産野生種ブルーベリー「ビルベリー」に関する目の研究と共に、同じ北欧産野生種「サンタベリー」の機能性について研究を続けてまいりました。サンタベリーは北欧の森に自生する赤色の果実で、ポリフェノールの一種であるレスベラトロール(※3)を多く含んでいます。
今回の実験によりサンタベリーの投与が、ビタミンC不足による皮膚細胞の退縮や炎症に対して、遺伝子レベルで体を守るように働いていることが示唆されました。

【研究背景・内容】
肌の炎症と老化は密接に関係し、肌でおこる慢性炎症が肌荒れやシミ、シワなどを引き起こす原因になることから慢性炎症を抑えることが肌の健康を保つために必要であると考えられています。
ビタミンC合成不全マウスは、活性酸素の除去能力やコラーゲン合成能力が弱まり、生体機能が正常に機能しなくなる老化モデルマウスとして研究されています。私たちはサンタベリーの皮膚への機能を、遺伝子レベルで明らかにするために、ビタミンC欠乏時の皮膚の遺伝子に対する影響についてRNAseqを用いて全体的に検討しました。

【結論】
サンタベリーの投与が、ビタミンC不足による皮膚細胞の退縮や炎症に対して、ケモカイン(※4)、サイトカイン(※5)関連遺伝子の抑制、コラーゲン産生遺伝子の発現など、遺伝子レベルで防御的に働いていることが示唆されました。このことからサンタベリーを摂取することによりアンチエイジング効果が期待されます。

この研究成果をより多くの方の健康にお役立ていただけるように、今後もさらなる品質追求・研究開発に繋げ、安心かつ安全で高品質な商品をお届けしてまいります。

<用語説明>
※1・・・サンタベリーはわかさ生活の登録商標です。
※2・・・細胞の中のmRNAやmiRNAの配列を解読して、発現量の定量、新規転写配列の発見ができる手法です。細胞内のRNAの絶対量を数えることができるようになる可能性があるため、従来の発現量の計測手法であるマイクロアレイを置き換えるとも言われています。
※3・・・強い抗酸化力を持ち、細胞の酸化を防ぐとともに、肌の弾力を改善するなど、体を健康的に若々しく保つ効果が期待される成分。サンタベリーやブドウなどに含まれるポリフェノールの一種であり、美容成分として高い注目を集めています。
※4・・・サイトカインの一種で白血球の遊走を引き起こし炎症を引き起こす。
※5・・・リンパ球から分泌されるたんぱく質で生体内の免疫の調節や炎症反応に関わります。

<関連サイト>
・わかさ生活みらい研究所
http://kenkyu.wakasa.jp/

・わかさの秘密 「サンタベリー」
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/santa-berry/

・わかさ生活コーポレートサイト
http://company.wakasa.jp/

・レスベラトロール研究会
https://www.resveratrol-labo.jp/

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