発達障害の子どもを支援するLITALICOアプリ、第一弾の配信から1年で世界合計100万ダウンロードを突破

プレスリリース発表元企業:株式会社LITALICO

配信日時: 2018-05-21 15:00:37

海外からのダウンロードが8割超、世界の困りごとを解決するアプリに

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)は、昨年4月から発達障害の子どもを支援するスマートフォンアプリの配信を開始しています。配信開始から1年が経過した今年4月に、配信タイトルの合計ダウンロード数が100万を突破しましたのでお知らせいたします。

現在配信中のアプリ一覧: https://app.litalico.com/jp.html




発達障害の子どもの課題に特化してサポートするアプリは世界的に見てもまだまだ少ない状況にあります。当社では、「社会課題を技術で解決する」ことを新たな挑戦と位置づけ、2017年4月に発達障害のある子どもを支援するスマートフォンアプリの配信を開始しました。時間管理が苦手な子ども向けにねずみがリンゴをかじる表現で時間の経過を伝える「ねずみタイマー」、音声で意思を伝えるのが難しい子どもをサポートするコミュニケーションアプリ「えこみゅ」など、現在までに8作品を配信しています。

配信開始以降、順調にダウンロードは増加しており、最初のリリースから1年が経過した今年4月に、全タイトルの合計ダウンロード数が100万を突破いたしました。8割以上が海外でダウンロードされていることが特徴で、特に多くのタイトルがiPhone用アプリを取り扱う「App Store」でフィーチャーされた中国にて、全体の約6割を占めるダウンロードがありました。国内のみならず海外の国々でも、発達障害の子どもを支援するツールに高いニーズがあることが分かりました。

またこの4月には、Google Playが全世界の優れたアプリ・ゲームを表彰する「2018 Google Play Awards」にて、当社の「声の大きさのコントロール」を楽しく学ぶゲームアプリ「こえキャッチ」が、障害のある方など特別なニーズのある方向けのタイトルを対象にした“Best Accessibility Experience”部門で、優秀作品のひとつとしてノミネートされました(参考:http://litalico.co.jp/news/11710)。配信開始から1年で、世界中で困りごとを解決するアプリとして高い評価をいただいています。

<ダウンロード数上位アプリ TOP3>
1位:ねずみタイマー (2017年5月29日配信開始)

[画像1: https://prtimes.jp/i/25994/49/resize/d25994-49-756223-0.jpg ]

<概要>
「時間の長さ」の理解が難しい子どもへ、ねずみがリンゴをかじる表現で時間の経過を「見える化」するアプリ。ねずみの動きのかわいさから、大人が通常のタイマーとして活用する例もあり、多くの生活場面で愛用されるアプリとなっています。

<ユーザーからのコメント>
・今まで「早くしなさい」と怒った口調だったのが、「ねずみがチーズ食べちゃう前に」をつけるだけで怒った感じが無くなる。親も子も苛立たなくて済む。
・息子には今までいろんなタイマー試したけど、過ぎた時間、残りの時間、流れていく時間を体感しやすく、『限られた時間で何かをやりとげる』が初めてできた!


2位:えこみゅ (2017年4月25日配信開始)

[画像2: https://prtimes.jp/i/25994/49/resize/d25994-49-531900-1.jpg ]

<概要>
発語に課題のある子ども向けのツール「絵カード」をデジタル化。絵カードを用いて音声でのコミュニケーションを代替することで、子どもの特性に合わせたコミュニケーションを可能にします。オリジナル絵カードも作成可能です。

<ユーザーからのコメント>
・子供が何を考えているのか、やっとわかって、そういうことだったのね…と意思疎通の喜びを感じる感動の毎日です。
・なかなか作るのが大変なカードを、自分で気軽に作れるのはすごく良いと思います。さらに音声までついているなんて。


3位:やることカード (2017年9月20日配信開始)

[画像3: https://prtimes.jp/i/25994/49/resize/d25994-49-931955-2.jpg ]

<概要>
物事の優先順位をつけるのが苦手な子どもに向けて、「見通しの視覚化」を手軽に行うことができるアプリ。日常生活における動作や使用する道具、向かう場所など100種類用意された絵カードを選択して画面に並べ、時間を設定するだけで「やることリスト」を簡単に作成できます。

<ユーザーからのコメント>
・今までは言ってもなかなかやらなくて叱られていた息子が、このアプリを入れてからはウキウキしながらどんどんやるようになりました。


<「技術の力」で社会課題を解決する人の輪を広げる!「SOCIAL FIGHTER AWARD」開催中>
今後も当社では発達障害の子どもを支援するアプリの開発を進めていきます。その一方で、この1年のアプリのリリースを通して、教育・福祉の領域にまだ解決されていない社会課題が多くあり、解決に向けてテクノロジーの力が有効に使われているサービスはまだまだ少ないことを感じています。

世の中の困りごとを一つでも多く、早く解決するために、技術の力を活用した社会課題解決の輪を広げていくことが重要と考え、世の中に溢れる様々な社会課題と課題を解決したい人をつなげ、テクノロジーの力で社会課題にアプローチしていく課題解決型コンテスト「SOCIAL FIGHTER AWARD(ソーシャルファイターアワード)」を開始しました。第一弾は「学校」をテーマに、学校の課題を解決するプロダクトを募集しています。詳細は「SOCIAL FIGHTER AWARD」公式サイト(https://socialfighter.jp/)をご覧ください。


【LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、就労支援サービス「LITALICOワークス」、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開、障害のある方を中心に幼児期の教育から就労支援までのワンストップサービスを提供しています。また、子育て情報メディア「Conobie」や発達障害のある子どもの家族のためのポータルサイト「LITALICO発達ナビ」など、インターネットを通した情報発信に関する事業も行っています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更しました。詳細はhttp://litalico.co.jp/ をご覧ください。

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