馬用サプリメント「ピュア サラシア」腸内環境を整える成分「サラシノール」（*1）を配合　新発売

富士フイルム株式会社（社長：助野 健児）は、馬の腸内環境を整える作用を持つサプリメント「ピュア サラシア」を2018年5月21日に発売いたします。本製品は、（１）馬の腸内の乳酸菌比率を増加させ、（２）エネルギーの吸収に適した腸内環境に整える（*2）成分「サラシノール」を配合しています。
当社は、厳しい体調管理が求められる競走馬を主なターゲットに、本製品を提供していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/156773/img_156773_1.jpg

◆詳細はWebページをご覧下さい。
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1292.html?link=atp

【開発の背景】
近年、動物の健康への関心が高まっており、健康維持・増進を目的としたペット向けの療法食（*3）やサプリメントなどの市場が伸長しています。この市場は、今後対象を家畜などにも拡げ、さらに拡大することが見込まれます。
動物の中でも馬は、ストレスなどにより腸内環境が乱れやすい動物といわれています。腸内環境の乱れは、免疫機能や栄養の摂取効率の低下、下痢や便秘といった腸疾患など多岐にわたる悪影響をおよぼすと考えられています。特に競走馬は、飼育環境、輸送、トレーニング、レースにより、心身のストレスに日常的にさらされるため、腸内環境が乱れやすい傾向があります。そこで当社は、馬の腸内環境を整える製品の開発に着手しました。

【商品特長】
今回発売する馬用サプリメント「ピュア サラシア」は、当社独自の抽出技術を活かして、腸内環境を整える成分「サラシノール」を配合しています。天然植物「サラシア」に含まれる成分「サラシノール」は、食餌から摂取した二糖類が単糖に分解されるのを一部阻害し、小腸において糖の吸収を抑えます。小腸で吸収されなかった糖は、大腸で善玉菌の一つである乳酸菌を増やして、腸内環境を整えます。
本製品は、馬が食べやすいように、「サラシア」の抽出物に含まれる苦味成分を除去しています。さらに、水に溶けやすい粉末タイプなので、飼料に混ぜるだけでなく、飲み水などの液体に溶かして給餌することも可能です。
なお、本製品は、財団法人競走馬理化学研究所による薬物検査を実施した上で製品化しています。

＜本製品の腸内環境サポート効果＞
馬に本製品を継続摂取させた結果、馬の腸内で、善玉菌に分類される乳酸菌の比率が顕著に増加することが明らかになりました。また、エネルギー吸収を向上させる腸内細菌「Firmicutes（ファーミキューテス）」の比率が増加する一方、エネルギー吸収の低下を招く腸内細菌「Bacteroidetes(バクテロイデス)」の比率が減少することも分かりました（*4）。これにより、餌からのエネルギー吸収効率が上昇すると考えられます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/156773/img_156773_2.jpg

【今後の事業展開】
富士フイルムは、写真分野で培った独自のナノテクノロジーや安定化技術などを駆使して、有用な成分を効率よく人の体に吸収させて必要な場所に届けることを目的にサプリメントを開発しています。2017年2月には、腸内環境を整える機能を持つ機能性表示食品を発売し、多くのお客さまから好評をいただいております。今後は、当社のコアテクノロジーの活用により、人のみならず動物の健康維持にも貢献する製品を提供して社会に貢献していきます。
*1 インドやスリランカなどで古くから健康維持のために愛飲されている天然植物「サラシア」に含まれる成分。腸内環境を整える作用が報告されている。
*2 エネルギー吸収を向上させる腸内細菌「Firmicutes(ファーミキューテス)」の比率が増加することによって、エネルギー吸収効率が上昇すること。
*3 特定の病気などに栄養的に対処するために栄養バランスが考慮され、専門的なアドバイスや指示にしたがって与えることを意図したペットフード。
*4 参考文献：Jumperts R et al., Am J Clin Nutr. 94(1):58-65. (2011)

富士フイルムニュースリリース一覧
⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp
富士フイルム株式会社
⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp
※リンク先は本件掲載時点の情報であり、予告なく変更になる場合があります。
※本ページに記載している地名・人名など一部の文字で表示できない旧字体は新字体または平仮名に置き換えている場合があります。
※本ページに記載している個々の文章、図形、デザイン、画像、商標・ロゴマーク・商品名称などに関する著作権その他の権利は富士フイルムまたは原著作権者その他の権利者が有しています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元：＠Press