アルバイト求人情報サービス「an」調べ2018年3月 アルバイト平均時給 全国平均1,027円調査開始以来※1はじめて、「北海道エリア」の平均時給が「九州エリア」を上回る

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2018-04-12 12:00:00

調査開始以来※1はじめて、「北海道エリア」の平均時給が「九州エリア」を上回る ※1:現行の算出方法での調査開始は2013年1月~

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営するアルバイト求人情報サービス「an」は、求人情報メディア「an」に掲載された求人広告から平均時給を分析しています。2018年3月の結果をお知らせします。
■2016年5月データより市況感に合わせたサンプル数に変更しており、過去のデータについても再集計を行っております。
■「an」で実施しております意識調査や求人情報に関するデータは、採用企業向け情報サイト「anレポート」
https://weban.jp/contents/an_report/ >にて公開しております。



【 全体 】 ~ 平均時給 1,027円。前年同月比 38カ月連続で平均時給上昇
2018年3月の全国平均時給は1,027円(前月1,031円、前年同月1,003円)となりました。前月比-4円、前年同月比+24円となり、前年同月比は38カ月連続で増加しました。求人数※2は前月比107.2%、前年同月比115.1%となり、前月比、前年同月比ともに増加しました。※2:「an」サイトの求人掲載数

【 エリア別 】 ~ 7カ月ぶりに、「関西エリア」の平均時給が「東海エリア」を上回る
[テキスト ボックス: 参考:エリア別平均時給推移データ] エリア別平均時給は「関東エリア」が1,089円で最も高く、次いで「関西エリア」が1,015円、「東海エリア」が1,003円、「北海道エリア」が912円、「九州エリア」が909円という順になりました。すべてのエリアが6カ月連続で前年同月比を上回り、特に「北海道エリア」は38カ月連続増、「九州エリア」は56カ月連続増と、前年同月比を上回る状況が継続しました。「北海道エリア」の平均時給は現行の算出方法での調査(2013年1月~)開始以来、はじめて「九州エリア」を上回りました。また、2017年9月以降、「東海エリア」が「関西エリア」の平均時給を上回り続けていましたが、7カ月ぶりに、「関西エリア」の平均時給が「東海エリア」を上回りました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/75/resize/d22215-75-881801-0.jpg ]


【 職種別 】 ~ 「フード系」職種では、新年度に向けたレギュラーバイトの需要が引き続き
職種別平均時給は「専門職系」(1,213円)で最も高く、次いで「運輸職系」(1,157円)、「事務系」(1,057円)、「サービス系」(1,037円)、「技能・労務系」(1,012円)、「フード系」(982円)、「販売系」(975円)と続き、全ての職種で前年同月比を上回る結果となりました。1月から引き続き、新年度に向けた「フード系」のレギュラーバイトの需要が増加しています。

【 解説 】 ~ 現行の算出方法での調査以来はじめて「北海道エリア」の平均時給が「九州エリア」を上回る
3月は、学生の卒業シーズンに伴う「フード系」のレギュラーバイトの需要が引き続き高い状況となり、全国平均時給は、減少トレンドとなりました。エリア別では、現行の算出方法での調査(2013年1月~)開始以来、はじめて「北海道エリア」の平均時給が「九州エリア」を上回りました。以前から最低賃金は、福岡よりも北海道の方が高かったため、最低賃金改定の影響により、「北海道エリア」の平均時給が上昇し、「九州エリア」を上回ったものと考えられます。4月は、新年度に伴う引っ越し需要により、求人数が増加した「運輸系」や、福祉・介護・保育といった、有資格者の採用を行っていた「専門職系」など、相対的に時給が高い職種の求人が減少することが予想されるため、平均時給はやや減少する見通しです。(an編集長 川合 恵太)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/75/resize/d22215-75-435143-1.jpg ]


■解説者プロフィール an編集長 川合 恵太(かわい けいた)

[画像3: https://prtimes.jp/i/22215/75/resize/d22215-75-899719-2.jpg ]

1995年に大学卒業後、制作会社に入社。インターネット黎明期から、デザイナー、ディレクターとしてウェブビジネスに携わる。1998年にはウェブコンサルティング会社を設立し、九州地方でインターネットを活用した地域活性化プロジェクトに携わり、有田焼のECサイトの立ち上げなどをリードする。その後、2008年に楽天へ入社し楽天証券へ出向。スマートフォン向けのサービス企画部門を立ち上げ、証券業界で最も利用されるアプリの1つにまで成長させる。2017年パーソルキャリアに入社し、現職であるアルバイト求人情報サービス「an」のプロダクトマーケティング部門統括部長として従事。

■「an」について< https://weban.jp/
「an」は、1967 年、「日刊アルバイトニュース」として創刊。現在は、PC・スマートフォンなどで、全国のアルバイト求人情報を提供し、より多くの人と組織の最適なマッチングを目指してまいります。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービスの「テンプスタッフ」、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。

PR TIMESプレスリリース詳細へ