LGエレクトロニクス、TPビジョン、東芝がスマートTVアライアンスで市場リーチを拡大

プレスリリース発表元企業:Smart TV Alliance

配信日時: 2012-09-03 15:52:00

新しい会員企業が、豊富な知識と経験をスマートTV分野にもたらす

(ベルリン)- (ビジネスワイヤ)-- IFA -- 今年6月に創設されたスマートTVアライアンスに、スマートTV業界のさまざまな分野の専門性を持つ企業が新メンバーとして加わりました。当アライアンスは理事会メンバー企業のLGエレクトロニクスとTPビジョンが創設したもので、しばらくして東芝が参加しています。市場でのリーチを拡大し続けているスマートTVアライアンスは、公式ウェブサイト(www.smarttv-alliance.org)でソフトウエア開発キット(SDK)2.0の仕様を公開します。実際のSDKツールは年内に提供を開始して、開発者の利用に供します。

スマートTVメーカーのほか、スマートTV体験にさまざまな方法で貢献している組織がアライアンスに加わりました。クアルコムとMStar(晨星)がハードウエア設計に関する専門性と知識を当コンソーシアムに持ち寄り、ウェブブラウザーの提供とアプリケーション開発の大手企業オビゴが開発者の視点で貴重な情報を提供します。またビデオ広告向けのソフトウエアとサービスを提供するYuMeが、広告コミュニティーで培った知識と経験をもたらします。

LGエレクトロニクスでスマートTVアライアンス担当プレジデントを務めるリチャード・チョイ氏は、次のように述べています。「スマートTVアライアンスのメンバー企業の拡大は、これらの企業が当アライアンスの価値を認めていることを明示しています。参加企業の拡大は共通の問題を解決するために業界が団結しているということであり、これは消費者にとっても明らかなメリットがあります。スマートTVアライアンスの多様性を心強く思います。当アライアンスが単にTVメーカーによる取り組みではなく、業界を巻き込んだものであることを表しているからです。」

オビゴが既にアライアンスSDK 1.0仕様に基づき、アライアンスのメンバー企業が製造したTVセットで安定して動作するアプリを開発しており、アライアンス共通の仕様開発が単なる理論上の取り組みではないことを実証しています。消費者はAccuweatherやVilanoiseを含め、これらアプリを一般提供される9月から利用できるようになります。ほかにも多数のアプリが開発され、 スマートTVアライアンスのメンバー企業を通じて提供される予定です。

オビゴの黄度淵(デビッド・ファン)社長は、次のように述べています。「これは業界にとって重要な一歩です。より大規模なインストールベースを対象に仕事ができるため、我々は大きな機会を手にすることになります。これからは1つのアプリを多数の異なるTVセットで試験する代わりに、アプリの改善に専念することができ、生産性の大幅な向上につながります。」

スマートTV業界でさまざまなコミュニティーの連携が進む中、スマートTVアライアンスは公式ウェブサイトでSDK 2.0仕様を公開します。本仕様はメンバー企業が2013年の製品モデルでサポートするものです。開発者はこれらの仕様を参照して、2013年モデルに期待できる機能を理解し、それに従ってアプリケーション開発を計画することができます。SDKソフトウエアツールは仕様の発表後、www.smarttv-alliance.orgでダウンロード提供を開始します。

スマートTVアライアンスについて

スマートTVアライアンスのモットーは、“build once, run everywhere”(一度開発すればあらゆる環境で動作可能)です。メンバー企業は、開発者がアプリを開発し、対応するスマートTVアライアンスプラットフォームすべてで動作に成功させることができるような技術において、足並みを揃えることに大きな努力を傾けています。スマートTVアライアンスはオープンな技術ソリューションを活用しており、スマートTVアライアンスのアプリ開発にはオープンスタンダード(HTML5)システムを使用可能です。スマートTVアライアンスでは、独自の体験を柔軟に作りだすことができるよう、提携企業は「窮屈な枠」にとらわれて開発する必要がありません。スマートTVアライアンスのアプリを通じてインタラクティブ体験を開発することで、消費者に充実したコンテンツを提供できます。

LGエレクトロニクスについて

LGエレクトロニクス(KSE:066570.KS)は、消費者向け電子機器、モバイル通信、家庭電化製品の分野で世界をリードする技術革新企業です。LGは世界各地に117カ所の拠点を構え、2011年の売上高が世界全体で490億米ドル(54兆2600億韓国ウォン)に達しました。当社はホームエンターテインメント、モバイル通信、家庭電化製品、空調設備およびエネルギーソリューションの4つの事業部があり、フラットパネルのテレビ、モバイル機器、エアコン、洗濯機、冷蔵庫については世界一流メーカーの一角を占めています。LGエレクトロニクスに関するニュースや情報については、www.LGnewsroom.comをご覧ください。

TPビジョンについて

TPビジョンは、ビジュアルデジタルエンターテインメントの世界でTVを専門に手掛けています。TPビジョンは、フィリップス・ブランドのテレビセットを欧州、ロシア、中東、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、アジア太平洋地域の一部の国々で開発・製造・販売することに傾注しています。この事業は、私たちの設計に関する専門知識、フィリップスがTV事業で積み上げてきた革新的な伝統、TPVテクノロジーの卓越した事業能力・柔軟性・スピードを組み合わせることで実現しています。こうした各社の強みを持ち寄り、高品質のTVセット、つまりスマートで使いやすく、新材料を使ったスリムデザインの洗練されたスタイルの商品を市場で提供しています。当社は、消費者に優れたテレビ体験を提供する商品開発を信念としています。TPビジョンはフィリップスのTVによって、ホスピタリティー用TV市場の世界的リーダー企業として認められています。TPビジョンはオランダのアムステルダムに拠点を構え、上記の国々でフィリップス製TVの独占的ライセンスを受けています。当社はTPVが70%、オランダに本拠を置くロイヤル フィリップス エレクトロニクスが30%を所有しています。TPビジョンは世界の幾つかの地域で3300人近くの社員を抱えています。

東芝について

東芝は、高度な電子・電気製品およびシステムの製造販売とソリューション提供で世界をリードする総合メーカーです。東芝グループは、幅広い事業で革新力と創造力を発揮しています。事業は、液晶テレビ、ノートパソコン、小売向けソリューション、デジタル複合機(MFP)などのデジタル製品、半導体、ストレージ製品、材料などの電子デバイス、発電システム、スマートコミュニティーソリューション、医療システム、エスカレーター、エレベーターなどの産業・社会インフラシステム、家庭電器に及びます。

1875年に創業した東芝は、今日では世界で550社を超える連結企業と20万2000人の従業員から成るグローバルネットワークを持ち、年間売上高は6兆1000億円(740億米ドル)を超えています。詳細は東芝のウェブサイト(www.toshiba.co.jp/index.htm)をご覧ください。

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連絡先
Smart TV Alliance Media Contact:
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Alisa Hicks
Public Relations
news@SmartTV-Alliance.org
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LG Electronics, Inc. Media Contact:
Kyoo Im, +82 2 3777 3653
LGnews@lge.com
www.LGnewsroom.com
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TP Vision Contact:
Eva Heller
Head of Global Communications
eva.heller@philips.com
or
Toshiba Media Contact:
Kaori Hiraki
kaori.hiraki@toshiba.co.jp

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