富士フイルムの主張を米国国際貿易委員会(ITC)が認定

プレスリリース発表元企業:富士フイルム株式会社

配信日時: 2018-03-30 14:00:00

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、ソニー株式会社(以下ソニー社)など(*1)が、当社磁気テープカートリッジ製品の米国への輸入差し止めを目的に、米国国際貿易委員会(United States International Trade Commission、以下ITC)に提起していた請求が、ITCにより棄却されたことをお知らせいたします。

◆詳細はWebページをご覧下さい。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1275.html?link=atp

ソニー社などは、当社およびグループ会社など(*2)に対し、当社LTO Ultrium 4,5,6データカートリッジ(*3)がソニー社の磁気テープカートリッジの製品特性などに関する米国特許を侵害するとして、侵害品の米国内への輸入を禁ずる排除命令と、米国内での販売および流通を禁ずる停止命令を求める訴えを、2016年12月にITCに提起していました。これを受けて、当社は、当社製品がソニー社の特許権を侵害するものではない旨、主張していました。このたび、当社主張が認められ、ITCは、当社データカートリッジはソニー社の特許を侵害していないと認定し、2018年3月26日(米国時間)をもってITCによる調査手続きを終結することを発表しました。

当社は、今後も磁気テープ技術の研究開発を積極的に推進するとともに、競合技術に対して競争力のあるコストおよび高品質な製品・サービスを提供し、お客さまの満足度向上に努めていきます。

*1 ソニーストレージメディア・アンド・デバイス株式会社、Sony DADC US Inc. およびSony Latin America Inc.
*2 富士フイルムホールディングス株式会社、FUJIFILM Holdings America Corporation および FUJIFILM Recording Media U.S.A., Inc.
*3 大容量データのバックアップ、アーカイブに使用される磁気テープメディア「LTO Ultrium規格」の第4世代、第5世代、第6世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium4データカートリッジ」「FUJIFILM LTO Ultrium5データカートリッジ」「FUJIFILM LTO Ultrium6データカートリッジ」。Linear Tape-Open、LTO、LTOロゴ、UltriumおよびUltriumロゴは、Hewlett Packard Enterprise社、IBM社およびQuantum社の米国およびそのほかの国における登録商標です。

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